一般小学生
まとめ
解説
炭酸カルシウムは、塩酸(HCl)と反応して二酸化炭素(CO₂)、水(H₂O)、塩化カルシウム(CaCl₂)を生成します。化学反応式は CaCO₃ + 2HCl → CaCl₂ + H₂O + CO₂ と表されます。この反応は、実験室で二酸化炭素を発生させる代表的な方法です。
中学理科や高校化学の試験では、この反応における「量的関係」が頻出します。例えば、一定量の塩酸に対して炭酸カルシウムを増やしていくと、ある点までは気体の発生量が増加しますが、塩酸がすべて反応しきると(反応の限界点)、それ以上炭酸カルシウムを加えても気体は発生しません。グラフからこの屈曲点を読み取り、過不足なく反応する比率を計算する力が求められます。
| 項目 | 炭酸カルシウム | 炭酸水素ナトリウム |
|---|---|---|
| 化学式 | CaCO₃ | NaHCO₃ |
| 酸との反応 | 二酸化炭素が発生 | 二酸化炭素が発生 |
| 熱分解 | 約900℃以上の高温で分解 | 比較的低温で分解し、水も発生 |
| 主な用途 | 石灰石・大理石・チョーク | 重曹・ふくらし粉・入浴剤 |
小学生のみなさんへ
炭酸カルシウムは、わたしたちのまわりにある石灰石や大理石、貝がらの主な成分です。学校で使うチョークも、この炭酸カルシウムから作られています。
この物質に塩酸をかけると、あわが出て二酸化炭素が発生します。理科の実験では、この方法で二酸化炭素を作ることが多いです。また、石灰水に二酸化炭素をふきこむと白くにごるのは、水の中に小さな炭酸カルシウムのつぶができるからです。
テストでは、塩酸の量と炭酸カルシウムの重さの関係をグラフから読みとる問題がよく出ます。どちらかが足りなくなると、それ以上あわが出なくなるというルールを覚えておきましょう。
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