北緯

北緯

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 赤道を0度とし、北極点北緯90度)に向かって北側に測った地球上の位置(緯度)のこと。
  • 特定の地点を特定するための座標軸であり、南緯経度東経・西経)と組み合わせて使用される。
  • 観測地点の北緯が高いほど、夏至冬至における昼夜の長さの差が顕著になる。

解説

緯度とは、地球の中心から見た地表の角度を示す指標であり、そのうち赤道より北側を「北緯」と呼びます。赤道を基準の0度とし、北に向かって数値が増加し、北極点で最大値の90度に達します。日本列島は概ね北緯20度から45度の範囲に位置しており、東京都庁付近は約北緯35度(最新の観測データでは東京は約北緯36度とされることが多い)に位置しています。

北緯の数値は、その地点の気候や日照時間に多大な影響を及ぼします。例えば、北緯36度の東京と、より高緯度である北緯62度のロシアヤクーツクを比較すると、高緯度地点ほど季節による昼の長さの変化が激しくなります。これは地球が地軸を傾けた状態で公転しているためで、高緯度地域では夏至には太陽が高く昇り昼が非常に長くなる一方、冬至には太陽が低く昼が極端に短くなるという特徴があります。

コラム

太陽の動きを観測する際、日の出から日の入りまでの時間のちょうど中間が「南中時刻」となります。例えば、日の出が6時7分、日の入りが17時39分の場合、昼の長さは11時間32分となり、南中時刻は11時53分と算出できます。

また、太陽の南中高度の変化は地熱(地温)に影響を与え、それが空気に伝わることで気温が変化します。地温の変化から気温の変化には時間差が生じるため、太陽が最も高い位置に来る時刻と、一日の最高気温が観測される時刻にはズレが生じるのが一般的です。

小学生のみなさんへ

地球の真ん中を通る「赤道(せきどう)」を0度として、そこから北極(ほっきょく)の方へどれくらい離れているかを表す数字を「北緯」といいます。地球の南北の位置を知るための大切なものさしです。

日本はだいたい北緯20度から45度の間にあります。北緯の数字が大きくなるほど北へ行くことになり、季節による昼の長さの変化が大きくなります。たとえば、北緯の数字が大きい場所では、夏は太陽が沈まない時間がとても長くなり、冬は太陽が出る時間がとても短くなります。

また、太陽が一番高く上がる「南中なんちゅう」の時刻は、日の出と日の入りのちょうど真ん中の時刻になります。このように、北緯を知ることで、その場所の太陽の動きや気温の変化を調べることができるのです。

ルラスタコラム

北極点(ほっきょくてん)は北緯90度です。ここでは、夏になると一日中太陽が沈まない「白夜(びゃくや)」という不思議な現象が起こるんですよ。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する
ルラスタマップ (3層表示) フルサイズで表示 (5層) ↗
マップを生成中…

最近見た用語
履歴をチェックしています…