星座早見

一般小学生

まとめ

  • 観測する月日と時刻の目盛りを合わせることで、その日時に見える星座や星の配置を特定するための回転式地図。
  • 地球の自転日周運動)と公転年周運動)の法則に基づき、特定の時刻の星空を再現する。
  • 位置が固定されている恒星のみが描かれており、動きが複雑な惑星や月などは掲載されないのが一般的である。
天体観測恒星日周運動年周運動北極星

解説

星座早見は、全天の星の位置が記された「星座盤」と、観測地点で見える範囲を限定する窓がついた「地平盤」を重ねた構造をしています。日付の目盛りは時計回りに、時刻の目盛りは反時計回りに振られており、これらを一致させることで、その瞬間の星空を窓の中に映し出します。

星の動きには、地球自転に起因する「日周運動」と、公転に起因する「年周運動」の2種類があります。日周運動では星は1時間に15度動き、年周運動では同じ時刻であっても1か月で30度ずつ西へ移動します。星座早見はこの規則性を利用しており、例えば「2か月後の同じ時刻」の星空を知りたい場合は、盤を60度(30度×2か月分)回転させることで、未来の星空をシミュレーションすることが可能です。

コラム

星座早見に描かれる恒星は、表面温度によって色が異なります。温度が高い順に青白、白、黄、橙、赤と変化し、星の性質を理解する手がかりとなります。また、観測地の緯度北極星の高度と一致するため、北極星を中心とした星の回転運動を把握する際にも非常に有効なツールです。なお、惑星は恒星の間を縫うように複雑な動き(順行逆行)をするため、固定的な星座早見には掲載されません。

小学生のみなさんへ

星座早見(せいざはやみ)は、見たい日の日付と時間を合わせるだけで、その時の夜空にどんな星が出ているか調べることができる便利な道具です。丸い板を回して使うので「星座早見盤(せいざはやみばん)」とも呼ばれます。

この道具には、太陽のように自分で光っている「恒星こうせい」だけが描かれています。月や「惑星わくせい」は、星の間を動くルールが複雑ふくざつなので、ふつうは描かれていません。使うときは、自分が見ている方位(ほうい)を盤の下側にして、空にかざすようにして実際の星空と見比べましょう。

ルラスタコラム

星座早見の元になった道具は、大昔のギリシャなどで使われていた「アストロラーベ」だといわれています。昔の人はこれを使って、時間や自分のいる場所、さらには星占いの計算までしていたそうですよ。

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