気象

気象

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

気象とは、大気の状態および、その変化によって生じる諸現象を指します。これらの現象が発生する大きな要因の一つに、空気が上昇する際の温度変化があります。

例えば、暖かく湿った空気が山の斜面に沿って上昇すると、上空の気圧が低いために空気が膨張し、温度が低下します。これを「断熱冷却」と呼びます。温度が下がって空気中の水蒸気凝結し、水滴や氷の粒に変わることで雲が形成されます。富士山の山頂付近に現れる円盤状の「笠雲」は、低気圧前線が接近して湿った空気が流れ込み、山の斜面で冷やされることで発生するため、高い確率でその後の降雨を示唆する指標となっています。

コラム

気象と「天気」は混同されやすいですが、気象は大気の状態そのものを指す学術的な言葉であり、天気はある場所の短期間の状態(晴れ曇りなど)を指します。また、数十年という長い期間における大気の平均的な状態は「気候」と呼ばれ、区別されています。

小学生のみなさんへ

気象(きしょう)とは、空の上でおこる雨や風、雪、そして気温の変化などのことをいいます。太陽の光で地面や海があたためられたり、地球がまわっていたりすることで、空気が動いていろいろな天気の変化がおこります。

たとえば、富士山のてっぺんに、かさをかぶったような形の雲(笠雲かさぐも)ができることがあります。これは、しめった空気が山にあたって上へのぼり、冷やされることでできる雲です。

この雲が出ると、もうすぐ雨がふるサインだといわれています。昔の人は、空の様子をよく見て、天気がどう変わるかを予想していたのですね。

ルラスタコラム

世界で一番高い場所にある雲は、地上から約80キロメートルもの高さにできる「夜光雲(やこううん)」という雲です。ふつうの雲よりもずっと高い場所にあるため、太陽がしずんだ後でも光って見える不思議な雲なんですよ。

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