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皆既日食

皆既日食

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 太陽が月に完全に覆い隠され、太陽の全体が見えなくなる天文現象。
  • 太陽・月・地球が一直線上に並ぶ新月の際に発生し、地球上の非常に限られた地域でのみ観測できる。
  • 太陽本体が隠れることで、周囲に広がるコロナプロミネンスが肉眼で観察可能となり、昼間でも空が暗くなる。

解説

日食は、月が太陽と地球の間に入り、月の影が地球に落ちることで起こります。皆既日食は、月の本影(最も濃い影)が届く範囲で、太陽が完全に隠れる状態を指します。月の公転軌道は楕円であるため、月が地球から遠い位置にあると太陽を隠しきれず「金環日食」となりますが、月が十分に近く、太陽を完全に覆う場合に「皆既日食」となります。

観測時には、太陽の右側(西側)から欠け始め、左側(東側)へと進んでいきます。これは月が地球の周りを西から東へと公転しているためです。皆既の状態になると、普段は太陽の光が強すぎて見えない「コロナ(真珠色のガス層)」や「プロミネンス(紅炎)」が浮かび上がり、幻想的な光景が広がります。

コラム

日食は新月のたびに起こるわけではありません。これは、地球が太陽の周りを回る面(黄道面)と、月が地球の周りを回る面(白道面)が約5度傾いているためです。この2つの面が交差する付近で新月を迎えたときにのみ、日食が発生します。

また、皆既日食の最中は空が夜のように暗くなるため、明るい惑星金星など)や一等星を昼間に観察できる貴重な機会となります。このとき、太陽の明るさが星の視認性を妨げているという因果関係を直接的に実感することができます。

小学生のみなさんへ

皆既日食かいきにっしょくとは、太陽が月にすっぽりと隠されてしまう、とてもめずらしい現象げんしょうです。太陽・月・地球が一直線にならんだときに、月の影が地球におちることで起こります。

太陽が完全に隠れると、昼間なのに空が夜のように暗くなります。ふだんは太陽の光が強すぎて見えない星や、太陽のまわりにある「コロナ」という白く光るガスの層が見えるようになります。

この現象げんしょうは、地球のどこでも見られるわけではありません。月の影が通る、とてもせまい範囲はんいだけでしか見ることができない、特別なチャンスなのです。

ルラスタコラム

太陽が完全に隠れる直前と、隠れ終わった直後に、一瞬だけキラリと光る「ダイヤモンドリング」という現象げんしょうが見られます。まるで指輪のダイヤモンドのように見えることから、そう呼ばれています。

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