まとめ
- 生物が生命活動を維持し、成長するために必要となるエネルギー源や物質の総称。
- 植物においては主に光合成によって生成され、デンプンや糖などの形で蓄積・利用される。
- 動物や胎児の場合は、食物の摂取や胎盤を通じた供給により外部から取り込まれる。
解説
植物における養分は、葉で行われる光合成によって水と二酸化炭素から作り出されます。生成された養分(主に糖)は、維管束の師管を通って植物全体へと運ばれ、成長のためのエネルギーとして消費されるほか、根や種子にデンプンとして蓄えられます。例えば、ダイコンは主根に大量の養分を蓄える貯蔵根の一種ですが、その側根の生え方には幾何学的な規則性があり、子葉に対して特定の角度を保つことで効率的な成長を支えています。
また、種子が発芽する際にも養分は不可欠です。種子の中にはあらかじめデンプンなどの養分が蓄えられており、水・空気・適当な温度という条件が揃うことで、これらがエネルギーに変換され、芽や根を出す原動力となります。光合成ができるようになるまでの間、植物はこの蓄えられた養分のみを頼りに成長を続けます。
「養分(ようぶん)」とは、生き物が育ったり、元気に動いたりするために必要な「栄養」のことです。人間がごはんを食べてエネルギーを作るのと同じように、植物や動物も養分を必要としています。
植物は、太陽の光を浴びて自分たちで養分を作ることができます。これを「光合成」と呼びます。作った養分は、茎の中にある「師管」という細い管を通って、体全体に運ばれます。ダイコンのように、根っこにたくさんの養分をためる植物もあります。
また、お母さんのおなかにいる赤ちゃん(胎児)は、自分でお昼ごはんを食べることができません。そのため、「胎盤」や「へそのお」を通してお母さんから養分をもらって大きくなります。
植物の種が芽を出すときも、養分が大切です。種の中には、芽が出るためのエネルギーがデンプンなどの形で詰まっています。水、空気、ちょうどいい温度の3つがそろうと、種の中の養分が使われて、元気な芽が出てくるのです。
ダイコンをよく見ると、小さな根っこ(側根)がきれいにならんで生えているのを知っていますか?実は、最初に出る「ふたば」の向きに合わせて、決まった角度で生えてくるルールがあるんです。養分を効率よくたくわえるための、自然のふしぎな工夫ですね。
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