一般小学生
まとめ
- 受精卵をむかえる準備をし、胎児を育てるための女性の生殖器官である。
- 受精卵が子宮内膜に着床することで妊娠が成立し、出産まで胎児を保護・育成する役割を担う。
- 厚い平滑筋で構成されており、妊娠時には胎児の成長に合わせて柔軟に拡張する。
解説
子宮は骨盤腔の中央に位置する、厚い平滑筋でできた臓器です。その内部は子宮腔と呼ばれ、表面は子宮内膜で覆われています。卵巣から排卵された卵子と精子が卵管で出会い受精すると、受精卵は卵管内の繊毛運動によって運ばれながら細胞分裂を繰り返します。
約1週間かけて子宮に到達した受精卵が、子宮内膜に沈み込むことを「着床」と呼びます。着床によって妊娠が成立すると、子宮は胎児の成長に合わせて大きく膨らみ、出産時には子宮壁の強力な収縮(陣痛)によって胎児を体外へ押し出します。
コラム
受精が成立しなかった場合、不要になった子宮内膜が剥がれ落ち、血液とともに体外へ排出されます。これが月経(生理)です。また、子宮は通常時は鶏の卵程度の大きさですが、妊娠末期にはその数十倍の容積にまで広がります。
小学生のみなさんへ
「子宮」は、お母さんのおなかの中にある、赤ちゃんが育つための特別な部屋のような器官です。ふだんは小さな卵くらいの大きさですが、とても強い筋肉でできています。
お父さんの精子とお母さんの卵子が出会ってできた「受精卵」は、約1週間かけてこの部屋にたどり着きます。そして、部屋の壁にある「内膜」というふかふかのベッドにもぐりこみます。これを「着床」といいます。
赤ちゃんが育つにつれて、この部屋はどんどん大きくなり、最後にはスイカくらいの大きさになります。赤ちゃんが生まれる準備ができると、まわりの筋肉がギュッとちぢんで、赤ちゃんを外の世界へ送り出してくれるのです。
ルラスタコラム
子宮は、体の中で一番伸び縮みする筋肉だといわれています。赤ちゃんを育てるために、もとの大きさの500倍以上にまでふくらむことができる、とても不思議で力強い場所なのです。
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