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真果

真果

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

植物が花を咲かせ、受粉および受精を完了すると、次世代の命をつなぐための変化が始まります。この過程で、めしべの中にある胚珠種子へと変化し、それと同時に胚珠を包んでいた「子房」が成熟して果実となります。このように、主に子房が成長してできた果実を「真果」と呼びます。

真果は多くの被子植物に見られる一般的な果実の形態です。具体的な植物としては、アブラナやアサガオ、タンポポ、イネのほか、食用とされるカキやミカンなどが挙げられます。これらの植物は、花の構造や受粉の仕組み(風媒花虫媒花など)に違いはありますが、受精後に子房が果実になるという共通の成長プロセスを持っています。

コラム

真果と対照的な概念に「偽果(ぎか)」があります。リンゴやナシ、イチゴなどは、子房ではなく「花たく(かたく)」と呼ばれる茎の先端部分などが大きく発達して果実の大部分を構成しています。私たちが普段「果実」として食べている部分が、植物学的にどの部位に由来するのかを分類することで、植物の生活環や生殖の仕組みをより深く理解することができます。

小学生のみなさんへ

花がさいたあと、めしべの根もとにある「子房しぼう」という部分が大きくなってできた実のことを「真果」といいます。ふだん食べているカキやミカン、道ばたにさいているアブラナやアサガオなどは、この真果のなかまです。

花が受粉して、中にある「胚珠はいしゅ」がタネになるとき、それを守るようにまわりの子房しぼうが成長して実になります。このように、主に子房しぼうが育ってできた実が真果です。

一方で、リンゴやイチゴのように、子房しぼう以外の場所が大きくなってできた実は「偽果ぎか」とよばれ、真果とは区別されます。

ルラスタコラム

スイカやメロンも、実は「真果」のなかまです。でも、木になるものを「果物」、畑で作るものを「野菜」とよぶルールがあるため、スイカは「果実的野菜」とよばれることもあります。植物学的な実のなり方と、お店での分け方は少しちがうのがおもしろいですね。

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