学習目安 | 小: A | 中: S | 高: B

主根

一般小学生

まとめ

  • 双子葉類植物において、中心となって垂直方向に伸びる最も太い根のこと。
  • 主根から枝分かれする「側根」とセットで構成され、植物体を地面に固定し、水や養分を吸い上げる役割を担う。
  • ダイコンなどの植物では、光合成で作られた養分を蓄える「貯蔵根」としての機能も持つ。

解説

植物の根系は、大きく分けて2つのタイプに分類されます。アブラナタンポポなどの「双子葉類」は、中心にある太い「主根」と、そこから分岐して伸びる細い「側根」を持っています。これに対し、イネやトウモロコシなどの「単子葉類」は、太い根がなく、細い根が放射状に広がる「ひげ根」という構造をしています。

主根は土壌の深い場所まで伸びることで、植物の体を強固に支える役割を果たします。また、ダイコンを例に挙げると、可食部の大部分は主根が肥大化したものであり、ここに養分が蓄積されます。主根における側根の発生には規則性があり、ダイコンの場合、側根は主根を挟んで互いに180度の向きに配置されるという特徴があります。

コラム

主根から生える側根の並び方には、幾何学的な規則性が存在します。側根が並ぶ面は、最初に展開する葉である「子葉(双葉)」の方向に対して、ちょうど90度の角度をなすように配置されています。このような配置の規則性は、土壌内での安定性を高め、効率的に水分や栄養を吸収するために役立っていると考えられています。植物の分類において、根の形(主根・側根かひげ根か)は、葉脈の様子や維管束の並び方とも密接に関連しています。

小学生のみなさんへ

植物の根っこには、いくつかの種類があります。アブラナやダイコンのように、真ん中に一本の太い根っこがあるものを主根しゅこんといいます。そして、その太い根っこから横に生えている細い根っこのことを側根そっこんと呼びます。

この主根しゅこん側根そっこんのセットを持っているのは、芽が出るときに葉っぱが2枚出る「双子葉類そうしようるい」という仲間の植物です。根っこは地面の下で植物がたおれないように支えたり、土の中の水や栄養を吸い上げたりする大切な役目をしています。

ダイコンは、この主根しゅこんの部分に栄養をたっぷり貯蔵ちょぞうして、大きく太くなったものです。私たちがふだん食べているのは、実はダイコンの根っこの部分なんですよ。

ルラスタコラム

スーパーで売っているダイコンをよく見てみてください。表面に小さな「くぼみ」が縦に並んでいませんか?実はそのくぼみは、側根が生えていた跡なんです。このくぼみがまっすぐ並んでいるダイコンは、ストレスなく育った証拠で、甘くておいしいと言われているんですよ。

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