まとめ
【定義】
その気温の飽和水蒸気量に対して、実際に含まれている水蒸気の割合をパーセントで表したもの。
まとめ
解説
湿度は気象観測における基本的な要素の一つであり、空気の湿り気の度合いを示す。晴れた日には、日射が地温、気温の順に影響を与え、最高気温は14時頃に記録される。この際、空気中に含まれる水蒸気量が一定であれば、気温の上昇とともに飽和水蒸気量が増大するため、相対的に湿度は低下する。
植物の生命活動において、湿度は蒸散作用を左右する。湿度が低い(乾燥している)状態ほど、葉にある気孔からの蒸散が促進される。この蒸散は、水分を放出する際の気化熱によって植物自身の体温上昇を抑制するほか、根から水分や養分を吸い上げるポンプのような機能を果たしている。植物は環境に適応しており、落葉樹が冬に葉を落としたり、サボテンが気孔の開閉を制御したりするのは、水分の無駄な放出を防ぐための生存戦略である。
気象観測においては、湿度のほかに雲量による天気の区分(快晴・晴れ・くもり)や、風力階級(0から12の13段階)などの基準値を用いて、気象の状態を体系的に整理することが重要である。
小学生のみなさんへ
しつ度とは、空気のしめり気の度合いのことです。しつ度が低くて空気がかわいているほど、水は蒸発しやすくなり、植物の葉から水分が出ていく「蒸散(じょうさん)」もさかんになります。
植物にとって蒸散はとても大切です。葉から水が出ていくときに熱をうばうため、植物の体の温度が上がりすぎるのを防いでくれます。また、葉から水が出ていくことで、ストローで水を吸い上げるように、根っこから新しい水を吸い上げることができるのです。
ふつう、日差しが一番強くなるのはお昼の12時ごろで、気温が一番高くなるのは午後2時ごろです。そのため、植物の蒸散は、その間の午後1時ごろに一番さかんになります。太陽の光を浴びて気温が上がると、植物は葉にある「気孔(きこう)」という小さな穴をひらいて、いっしょうけんめい水分を外に出します。
砂漠に生えているサボテンなどは、水が少ない場所で生きるために、水分をにがさないような特別な工夫をしています。植物は、まわりのしつ度や気温に合わせて、自分たちの体を守っているのです。
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