古生代

一般小学生

まとめ

【定義】
約5億4100万年前から約2億5190万年前までの期間を指し、無脊椎動物の爆発的な多様化から始まり、魚類や両生類の繁栄、植物の陸上進出などが展開された地質時代である。

学習の要点

  • 重要語句:マグマの海、シアノバクテリア(らん藻類)、オゾン層の形成、三葉虫、シダ植物
  • 用語の意義:地球環境の劇的な変化(冷却、酸素増加、オゾン層形成)が、生命の海中から陸上への進出を可能にしたプロセスを理解する上で不可欠な時代区分である。

解説

地球誕生初期、無数の小惑星の衝突熱によって地表は「マグマの海」と呼ばれる溶融状態にあった。その後、衝突の減少に伴い地表が冷却されると、大気中の水蒸気が激しい雨となって降り注ぎ、原始の海が形成された。

海中では光合成を行うらん藻類(シアノバクテリア)が出現し、放出された酸素によって大気組成が変化した。蓄積された酸素からオゾン層が形成されたことで、地上に降り注ぐ有害な紫外線が遮断され、生物が陸上へと進出する環境が整った。

古生代の水中では三葉虫や魚類が繁栄し、陸上では巨大なシダ植物による森林が形成された。さらに、それらを追うように初期の両生類などが陸上での活動を開始し、生命の多様性が飛躍的に高まった。

補足
古生代は古い順に、カンブリア紀、オルドビス紀、シルル紀、デボン紀、石炭紀、ペルム紀の6つの紀に区分される。この時代の終わりには、地球史上最大規模とされる生物の大量絶滅が発生した。

小学生のみなさんへ

古生代(こせいだい)は、今から約5億4000万年前から2億5000万年前までの、とても大昔の時代のことです。恐竜(きょうりゅう)が登場するよりも、もっと前の時代です。

生まれたばかりの地球は、熱くて岩石がドロドロにとけた「マグマの海」におおわれていました。それが冷えると、激しい雨がふって海ができました。海の中では、三葉虫(さんようちゅう)という虫のような生き物や、魚の仲間が泳ぎ回っていました。

やがて、空に「オゾン層」というバリアができて、太陽の強い光から守られるようになると、生き物たちは海から陸の上へ上がれるようになりました。陸の上には大きなシダ植物の森が広がり、カエルの仲間に似た両生類(りょうせいるい)が歩き始めました。

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