一般小学生
まとめ
解説
酢酸水溶液は、有機化合物である酢酸が水に溶けたものです。酢酸は分子中にカルボキシ基(-COOH)を持ち、水溶液中ではその一部が電離して水素イオン(H+)を放出するため、弱酸性を示します。化学式はCH3COOHと表され、電離平衡の状態にあります。酸性の性質として、青色リトマス紙を赤色に変え、マグネシウムや亜鉛などの金属と反応して水素を発生させます。また、BTB液を黄色に変える性質も重要です。強酸である塩酸などと比較すると、同じモル濃度でも水素イオン濃度が低いため、反応の速度は比較的穏やかになります。
| 項目 | 酢酸水溶液(弱酸) | 塩酸(強酸) |
|---|---|---|
| 電離度 | 小さい(一部が電離) | 大きい(ほぼ全て電離) |
| 電気の通りやすさ | 流れにくい(弱電解質) | 流れやすい(強電解質) |
| 金属との反応 | 穏やかに水素を出す | 激しく水素を出す |
小学生のみなさんへ
お酢(おす)の中にふくまれている、すっぱい成分が水に溶けたものを酢酸水溶液といいます。理科の実験で使うときは、鼻をつくようなツンとした刺激臭があるのがとくちょうです。
この液にBTB液という薬を入れると、黄色に変わります。これは、この液が「酸性」という性質を持っているからです。また、この液を熱して水分を飛ばすと、黒いカスが残ることがあります。これは、酢酸の中に「炭素」という成分が入っているためです。
ルラスタコラム
寒い日にお酢の成分が凍ってしまうことがあるのを知っていますか?とても濃い酢酸は、17度くらいで凍って氷のようになります。そのため、昔の人はこれを「氷酢酸(ひさくさん)」と呼びました。
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