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マグネシウム

マグネシウム

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

マグネシウムは非常に反応性に富んだ金属であり、金属の反応性の強さを表す「イオン化傾向」が比較的大きい部類に入ります。そのため、塩酸やうすい硫酸に触れると直ちに反応し、水素を発生させながら溶解します。この反応は、金属が水溶液中で陽イオンになろうとする性質に基づいています。一方で、金(Au)や白金(Pt)のようにイオン化傾向が極めて小さい金属は、通常の酸には溶けず、濃塩酸濃硝酸混合した「王水」のような特殊な薬品でなければ溶解させることができません。

また、燃焼反応においては、マグネシウムは酸素と激しく結びつく「酸化」を起こします。この際、反応するマグネシウムの質量と、結合する酸素の質量の比は常に「3:2」という一定の割合定比例の法則)を保ちます。例えば、3.0gのマグネシウムを完全に燃焼させると、2.0gの酸素が結合し、5.0gの酸化マグネシウムが得られます。この質量変化のグラフや計算は、化学変化における量的関係を理解する上で非常に重要な指標となります。

コラム

マグネシウムは実用金属の中で最も密度が低く、その軽さを活かしてアルミニウムなどとの合金(マグネシウム合金)として広く利用されています。特に、軽量化が燃費向上に直結する航空機自動車の部品、さらには携帯電話やノートパソコンの筐体など、現代の精密機器の材料として欠かせない存在となっています。また、植物葉緑素(クロロフィル)の中心元素でもあり、生物学的にも極めて重要な役割を担っています。

小学生のみなさんへ

マグネシウムは、銀白色(ぎんはくしょく)をしたとても軽い金属です。理科の実験でよく使われる金属の一つで、大きく分けて2つのとくちょうがあります。

1つ目は、塩酸(えんさん)などの薬品に入れると、あわを出してはげしく溶けることです。このときに出るあわの正体は「水素(すいそ)」という気体です。2つ目は、火をつけて燃焼ねんしょうさせると、目がくらむほどまぶしい白い光を出して燃えることです。燃えたあとは、酸素(さんそ)と結びついて「酸化さんかマグネシウム」という白い粉に変わります。

マグネシウムが酸素と結びつくときは、重さが決まった割合で増えるというルールがあります。例えば、3gのマグネシウムを完全に燃やすと、2gの酸素がくっついて、合計5gの重さになります。このように、金属の種類によって酸素と結びつく力の強さや重さの変化がちがうことを覚えておきましょう。

ルラスタコラム

マグネシウムが燃えるときに出すとても強い光は、昔のカメラのフラッシュ(ストロボ)として使われていました。今でも、キャンプで火をおこす道具や、夜空をいろどる打ち上げ花火の材料として活やくしているんですよ。

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