一般小学生
まとめ
- 二酸化炭素が水に溶けた際のように、溶液が示す酸の性質が穏やかな状態を指す。
- 水溶液中の水素イオン濃度が比較的低く、電離度が小さいことが特徴である。
- pH(水素イオン指数)の値では、一般的に3以上7未満の範囲に該当する。
解説
二酸化炭素を水に溶かすと炭酸が生じ、弱酸性を示します。例えば、二酸化炭素を充填したペットボトルを振ると、気体が水に溶け込んで内部の圧力が下がり、ボトルがへこむ現象が確認できます。これは二酸化炭素の溶解性を視覚的に理解する代表的な実験です。
また、二酸化炭素の検出には石灰水(水酸化カルシウム水溶液)が用いられます。二酸化炭素を通すと、水に溶けにくい炭酸カルシウムが生成されて白く濁ります。しかし、さらに二酸化炭素を通し続けると、炭酸水素カルシウムに変化して再び水に溶けるため、液は透明に戻ります。気体の発生実験では、過酸化水素水と二酸化マンガンを用いた酸素の発生と比較されることが多いですが、二酸化炭素は水への溶解性や石灰水との反応といった独自の化学的性質を持っています。
小学生のみなさんへ
二酸化炭素(にさんかたんそ)が水に溶けたときのように、酸(さん)の性質が弱い状態のことを「弱酸性」といいます。
二酸化炭素を入れたペットボトルを振ると、水に溶けてボトルがへこみます。これは、中の気体が水に吸い込まれて、空気が減るからです。また、石灰水(せっかいすい)に二酸化炭素を通すと、白くにごります。これは炭酸カルシウムという白い粒ができるからです。でも、もっと二酸化炭素を入れ続けると、また透明にもどるという不思議な性質があります。
ルラスタコラム
私たちの肌(はだ)も、実は「弱酸性」に保たれています。これは、バイ菌が増えるのを防ぐためです。石鹸(せっけん)の中には、肌にやさしい弱酸性のものもありますね。
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