一般小学生
まとめ
- ホウ酸を溶質、水を溶媒とする、弱い酸性を示す水溶液。
- 固体のホウ酸を溶かしているため、水分を蒸発させると白い粉末状の固体が残留する。
- 温度上昇に伴い溶解度が増大する性質を持ち、理科の実験における濃度計算や溶解度の学習で頻繁に用いられる。
解説
水溶液の物理的性質において、ホウ酸水は質量保存の法則と体積変化の関係を学ぶための代表的な試料です。物質を水に溶かした際、全体の質量は「溶質の質量+水の質量」の和となりますが、体積は溶質粒子が水分子の隙間に入り込むなどの理由から、単純な和よりもわずかに減少(収縮)します。
また、ホウ酸水は濃度が高くなるほど密度が大きくなる性質を持っています。例えば、100立方センチメートルの水に溶かすホウ酸の量を増やしていくと、溶液の密度は上昇します。これは食塩や砂糖など多くの固体溶質に共通する性質ですが、アルコールのように濃度が高まるほど密度が小さくなる物質も存在するため、比較対象として重要です。
小学生のみなさんへ
ホウ酸水は、白い粉の「ホウ酸」を水に溶かした水溶液です。見た目は透明な水のように見えますが、水を蒸発させると、もとの白い粉末が残るのが特徴です。
理科の実験では、水の温度によって溶ける量が変わることを調べるためによく使われます。また、BTB液という薬を入れると黄色に変わる「酸性」の性質を持っています。昔は、目を洗うための薬として使われることもありました。
ルラスタコラム
ホウ酸は、ゴキブリを退治するための「ホウ酸ダンゴ」の材料としても有名です。人間にとっては薬になることもありますが、虫にとっては毒になる不思議な物質なんですよ。
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