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みょうばん

みょうばん

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

溶解度とは、一定量の溶媒(通常は水100g)に溶ける溶質の最大量のことです。多くの固体物質は、溶媒の温度が上がると水分子の熱運動が激しくなるため、溶解度が増大します。みょうばんはこの傾向が非常に顕著であり、温度変化による溶解度の差が大きいため、飽和状態まで溶かした水溶液を冷却することで、効率よく結晶を取り出すことができます。

これに対し、食塩(塩化ナトリウム)は温度が上がっても溶解度がほとんど変化しません。また、気体の場合は固体とは逆の性質を持ち、液体の温度が上がると溶媒中に留まりにくくなるため、溶解度は減少します。これらの物質ごとの特性は「溶解度曲線」としてグラフ化され、特定の温度でどれだけの量が溶けるかを判断する重要な指標となります。

コラム

溶解度曲線から特定の温度における溶解度を推定する場合、既知のデータ間を直線と仮定して計算することがあります。例えば、40℃と60℃の溶解度データがあるとき、その中間である50℃の溶解度は、両者の平均値をとることでおおよその数値を求めることが可能です。

なお、ほとんどの固体は温度上昇とともに溶解度が増しますが、水酸化カルシウムのように温度が上がると逆に溶解度が下がるという例外的な物質も存在することを覚えておきましょう。

小学生のみなさんへ

みょうばんは、理科の実験でよく使われる白い粉のような物質ぶっしつです。一番の特徴とくちょうは、お湯の温度が高くなると、水に溶ける量がぐんと増えることです。

例えば、冷たい水には少ししか溶けませんが、お湯を温めるとたくさん溶かすことができます。たくさん溶かしたあとにゆっくり冷やしていくと、溶けきれなくなったみょうばんが、キラキラした宝石ほうせきのような結晶けっしょうになって出てきます。これを「再結晶さいけっしょう」といいます。

食塩塩化ナトリウム)は、お湯を温めても溶ける量はあまり変わりませんが、みょうばんは温度によって溶ける量が大きく変わるので、実験で結晶けっしょうを作るのにぴったりなのです。

ルラスタコラム

みょうばんは、実験だけでなく、私たちの生活でも使われています。例えば、ナスの漬物を作るときに色をきれいに保つために使われたり、服の消臭剤として使われたりすることもあります。意外と身近な存在なんですね。

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