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赤銅色

赤銅色

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

皆既月食は、太陽・地球・月が一直線上に並び、月が地球の影(本影)の中に完全に入り込むことで発生する。この際、月は完全な暗闇に消えるのではなく、赤銅色と呼ばれる独特の赤黒い色で観測される。この現象には、地球を取り囲む大気層が深く関わっている。

太陽光が地球の大気を通過する際、大気がレンズのような役割を果たして光を内側に屈折させる。太陽光にはさまざまな波長の光が含まれているが、波長の短い青い光などは大気中の微粒子によって散乱され、月まで届くことはない。一方、波長の長い赤い光は散乱されにくく、大気によってわずかに屈折して地球の影の内側へと入り込む。この影の中に回り込んだ赤い光が月面を照らすため、月は赤みを帯びた姿として映し出されるのである。

コラム

月がどのような赤色に見えるかは、地球の大気中に含まれる塵や水蒸気の量などの条件によって変化する。例えば、大規模な火山噴火の後などで大気中に塵が多い場合は、光がさらに遮られるため、月はより暗く黒っぽい赤色に見えることが知られている。

小学生のみなさんへ

皆既月食かいきげっしょくという、月が地球の影にすっぽりとかくれるとき、月は真っ暗にならずに、少し赤っぽい色に見えることがあります。この色のことを「赤銅色(しゃくどういろ)」と呼びます。

なぜ赤く見えるのかというと、地球のまわりにある空気が、太陽の光を曲げて月まで届けているからです。太陽の光にはいろいろな色がまざっていますが、青い光は空気の中でバラバラに散ってしまい、月まで届きません。でも、赤い光だけは空気の中を通りぬけて、月を照らすことができるのです。これは夕焼けが赤いのと同じような仕組みです。

ルラスタコラム

「赤銅(しゃくどう)」とは、銅に少しだけ金をまぜた金属のことです。昔から、刀のかざりなどに使われてきた、日本で大切にされてきた色なんですよ。

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