一般小学生
まとめ
【定義】
胃壁の胃腺から分泌される消化液。主成分は強酸性の塩酸、消化酵素の前駆体であるペプシノーゲン、および胃粘膜を保護する粘液であり、食物の殺菌とタンパク質の初期消化を担う。
まとめ
胃液は、強酸性の塩酸による殺菌作用と、タンパク質分解酵素であるペプシンの活性化により、食物を化学的に分解し、腐敗を防ぐ役割を持つ。
解説
胃液は、胃の粘膜にある胃腺から分泌される混合液である。主な成分の一つである塩酸は、胃内をpH1〜2という強酸性に保ち、食物と共に侵入した細菌を殺菌する。さらに、塩酸は不活性なペプシノーゲンを活性型の酵素「ペプシン」へと変化させ、食物中のタンパク質をペプトン(数個のアミノ酸がつながった状態)に分解する。また、胃自体が自身の酸や酵素で溶けないよう、副細胞から分泌される粘液が胃壁をコーティングして保護している。食物は胃のぜん動運動によって胃液と混ざり合い、粥状(かゆじょう)の「食塊」となって十二指腸へと送り出される。
小学生のみなさんへ
胃液(いえき)は、わたしたちが食べたものを消化するために、胃から出される液のことだよ。胃液には「塩酸(えんさん)」という強い酸が含まれていて、食べ物といっしょに入ってきたバイキンをやっつける「さっきん」の役割をしているんだ。また、お肉などのタンパク質をバラバラにして、体が栄養を取り込みやすくする準備もしてくれるよ。胃は、食べ物をドロドロに溶かして、次の場所へ送る大切な働きをしているんだね。
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