白血球

白血球

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 血液に含まれる有形成分の一つで、体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を捕らえて分解し、病気を防ぐ生体防御の役割を担います。
  • 赤血球よりもサイズが大きく、アメーバのように自身の形状を変化させながら血管外へ遊走できる特徴があります。
  • 好中球、リンパ球、単球など複数の種類が存在し、それぞれが異なる仕組みで免疫システムを構築しています。
白血球血液成分免疫系生体防御

解説

血液中には赤血球、血小板とともに、核を持つ細胞成分である白血球が存在します。白血球は、体外から侵入した異物や体内の異常細胞を攻撃・排除する免疫応答の主役です。主な種類として、細菌を直接取り込んで処理する「好中球」、免疫記憶や抗体産生に関わる「リンパ球」、組織内でマクロファージに分化し強力な貪食能を持つ「単球」などがあります。

これらが互いに連携することで、私たちの体は感染症から守られています。白血球は骨髄で作られ、体内で炎症や細菌感染が生じると、その刺激に反応して急激に数が増加します。そのため、血液検査において白血球数を測定することは、体内の感染状況や炎症の有無を把握するための重要な指標となります。

コラム

白血球の寿命は種類によって大きく異なります。好中球のように数日で寿命を迎えるものもあれば、リンパ球の一部のように数年以上にわたって生存し、過去に侵入した病原体の情報を記憶し続けるものもあります。また、アレルギー反応に関与する好酸球や好塩基球も白血球の仲間であり、免疫システムは非常に多機能な細胞群によって維持されています。

小学生のみなさんへ

白血球(はっけっきゅう)は、血液の中にある成分せいぶんの一つで、体の中に入ってきたバイキンやウイルスをやっつける「体のパトロール隊」のような役割やくわりをしています。

赤血球よりも形が大きく、自分の形を自由に変えながら動くことができます。体の中に悪いものを見つけると、それをパクッと食べてバラバラにして、私たちが病気になるのを防いでくれるのです。

もし体にバイキンが入って炎症えんしょうが起きると、白血球はいつもよりたくさん作られて、全力で戦います。私たちが元気に過ごせるのは、この白血球が毎日休まずに体を守ってくれているおかげなのです。

ルラスタコラム

白血球がバイキンを食べる様子は、まるでアメーバのようです。顕微鏡で見ると、自分の体の一部を伸ばしてバイキンを包み込む不思議な動きを観察することができます。この動きのおかげで、狭い血管の隙間も通り抜けることができるんですよ。

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