太陽の熱

一般小学生

まとめ

解説

地球が受け取るエネルギーのほとんどは太陽に由来します。このエネルギーは「放射」という形で、真空宇宙空間を伝わって地球に届きます。太陽から届く熱の強さは、太陽光が地面に対してどの程度の角度で差し込むか(入射角)によって決定されます。

太陽の高度が高いとき、光の束は狭い範囲に集中するため、同じ面積の地面が受ける熱量は多くなります。逆に、高度が低いときは光が広い範囲に分散してしまうため、単位面積あたりの熱量は小さくなります。これが、一日の時間帯による温度差や、季節による気温の変化を生む根本的な要因です。数式的には、単位面積あたりの受熱量は sin(太陽高度) に比例します。

コラム

観測地点の緯度と太陽の南中高度には密接な関係があります。緯度が高くなるほど南中高度(角度X)は低くなり、地面に立てた棒の影は長くなります。また、太陽光が板に対して垂直に当たるように板を傾けた時の角度(角度Y)は、その地点の緯度と等しくなる性質があります。このとき、角度Xと角度Yを足すと必ず90度になります。

また、経度の違いは太陽が南中する時刻の差(時差)を生じさせますが、同じ緯度であれば南中高度は等しくなるため、理論上の最大受熱量は同じになります。

小学生のみなさんへ

太陽からやってくるエネルギーが、地面や空気にぶつかってあたたかくなったものを「太陽の熱」といいます。地球があたたかいのは、遠くはなれた太陽がたえず熱のもとを送り続けてくれているからです。

太陽の熱の強さは、太陽の高さ(南中高度なんちゅうこうど)によって変わります。太陽が真上に近いくらい高いときは、光がせまい場所に集中して当たるので、地面はとてもあたたかくなります。反対に、太陽が低いときは光が広い場所に広がってしまうため、熱が弱くなります。夏が冬よりもあついのは、太陽が高いところを通るため、地面にたくさんの熱がとどくからなのです。

また、住んでいる場所の緯度いど(北か南か)によっても太陽の高さは変わります。赤道に近い場所ほど太陽が高く上がるので、太陽の熱をたくさん受けてあつくなります。

ルラスタコラム

一日のうちで一番あついのは、太陽が一番高くなるお昼の12時ではなく、午後2時ごろになることが多いです。これは、太陽の熱でまず地面があたたまり、そのあとに地面の熱が空気に伝わって温度が上がるまでに、少し時間がかかるからなんですよ。

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