一般小学生
まとめ
- おおぐま座の腰から尾の部分を構成する、ひしゃくの形に並んだ7つの明るい恒星の集まりです。
- 北の空において北極星を特定するための重要な指標であり、春の夜空の観測における「春の大曲線」の起点としても利用されます。
- 地球の自転による日周運動の影響で、北極星を中心に1時間あたり15度の速さで反時計回りに回転して見えます。
解説
北斗七星は、全天で3番目に大きい星座である「おおぐま座」の一部です。ひしゃくの器の端にあたる2つの星(ドゥーベとメラク)を結び、その間隔を約5倍に延ばした先に北極星を見つけることができます。このため、古くから方位を知るための重要な目印とされてきました。
天体が1日に1回、地球の周囲を回るように見える動きを「日周運動」と呼びます。これは地球が西から東へ自転しているために起こる見かけの運動です。北極星は地球の地軸の延長線上に位置するため、ほとんど動かずに見えますが、北斗七星などの他の星は北極星を中心に反時計回りに回転します。また、観測地点の緯度と北極星の高度が一致するという性質があり、天体観測や航海術において極めて重要な役割を果たしています。
小学生のみなさんへ
北斗七星は、春の夜に北の空で見つけることができる、ひしゃくの形をした7つの星の集まりです。これは「おおぐま座」という大きな星座の、腰からしっぽの部分にあたります。
北極星を探すための目印としてとても有名です。ひしゃくの先の2つの星を結んで、その長さを5倍にのばしたところに北極星があります。北極星は真北の方角にあるので、昔の人はこれを見て方角を確認していました。
地球が自分で回っているため、北極星を中心に、1時間に15度ずつ反時計回りに動いて見えます。住んでいる場所の緯度と、北極星の高さ(高度)は同じになるという決まりもあります。例えば、東京で見ると北極星はいつも約36度の高さに見えます。
ルラスタコラム
ひしゃくの柄の先から2番目にある星は「ミザール」といいます。実はこの星のすぐそばには「アルコル」という小さな星があり、昔の人はこの2つの星が見分けられるかどうかで、目の良さをテストしていたと言われています。
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