アルクトゥルス

一般小学生

まとめ

解説

アルクトゥルスは、地球から約37光年の距離に位置する恒星です。星の進化段階としては赤色巨星に近い状態にあり、その表面温度太陽よりも低いために、私たちの目には独特のオレンジ色(黄金色)に輝いて見えます。全天で4番目に明るい恒星であり、北半球で見られる星の中では、おおいぬ座のシリウスに次いで2番目の明るさを誇ります。

観測の際は、北斗七星の柄の部分のカーブをそのまま南へ延長して描かれる「春の大曲線」を利用するのが一般的です。この曲線をたどると最初に見つかる明るい星がアルクトゥルスであり、さらに先へ進むとおとめ座のスピカに到達します。春の夜空は明るい星が比較的少ないため、この鮮やかなオレンジ色の輝きは、夜空での位置を把握するための絶好のガイドとなります。

コラム

日本では古くから、麦の収穫時期に夕方の空で高く輝くことから「麦星(むぎぼし)」という名前で親しまれてきました。また、アルクトゥルスは固有運動(天球上を移動する速度)が非常に大きい星としても知られており、長い年月をかけると星座の形を変えてしまうほど速く移動しています。このような特徴から、天文学の歴史においても古くから注目されてきた天体の一つです。

小学生のみなさんへ

春の夜空で、オレンジ色に明るく光る星を見つけたことはありますか?それが「アルクトゥルス」です。この星は「うしかい」という星座の中で一番明るい星で、太陽と同じように自分で光っている「恒星こうせい」の仲間です。

アルクトゥルスを見つけるには、まず「北斗七星(ほくとしちせい)」をさがしましょう。北斗七星の持ち手のカーブをそのままのばしていくと、明るいオレンジ色の星にぶつかります。これがアルクトゥルスです。この線を「春の大曲線だいきょくせん」と呼びます。さらに、近くにある白い星「スピカ」と、しし座の「デネボラ」をつなぐと、大きな「春の大三角だいさんかく」ができあがります。

ルラスタコラム

日本では昔、この星を「麦星(むぎぼし)」と呼んでいました。麦をかりとる忙しい時期に、夜空で一番目立って光っていたからです。昔の人たちは、星の動きを見て季節を知り、農業の目安にしていたのですね。

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