一般小学生
まとめ
- 冬の夜空を代表する、砂時計のような形状をした天の赤道付近に位置する星座。
- 中央に並ぶ「三つ星」と、1等星である赤色超巨星のベテルギウス、青白色の超巨星のリゲルを特徴とする。
- 地球の自転に伴う日周運動や、観測地の緯度による星の高度変化を理解するための代表的なモデルとして用いられる。
解説
オリオン座を構成する星々の中で、特に注目すべきはベテルギウスとリゲルの色の対比です。ベテルギウスは表面温度が低い赤色超巨星であり、リゲルは表面温度が高い青白色の超巨星です。ベテルギウスは、おおいぬ座のシリウス、こいぬ座のプロキオンと共に「冬の大三角」を形成し、冬の天体観測における重要な指標となります。
星の動きは地球の自転による「日周運動」であり、すべての星は天の北極を中心として1日に1回転します。オリオン座の三つ星の右端にあるミンタカは、ほぼ天の赤道上に位置しているため、真東から昇り、真西へと沈む軌道を描きます。このため、ミンタカが空に出ている時間はちょうど12時間となります。
小学生のみなさんへ
オリオン座は、冬の夜空で一番見つけやすい有名な星座です。真ん中に3つの星が横に並んでいる「三つ星」が目印で、全体では砂時計のような形をしています。
オリオン座には、色のちがう明るい星があります。左上にある赤い星はベテルギウス、右下にある青白い星はリゲルといいます。星の色がちがうのは、星の表面の温度がちがうからです。青白い星のほうが、赤い星よりもずっと温度が高いんですよ。
また、オリオン座は太陽と同じように、東からのぼって南の空を通り、西へとしずんでいきます。これは地球が自分自身で回っている(自転)ために起こる動きで、これを「日周運動」と呼びます。冬の寒い夜、空を見上げてオリオン座がどこにいるか探してみてくださいね。
ルラスタコラム
オリオン座の三つ星のすぐ下には、ぼんやりと光る「オリオン大星雲」というガスが集まった場所があります。ここでは新しい星が次々と生まれているんですよ。天体望遠鏡がなくても、暗い場所ならうっすらと見えることがあります。
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