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ピーナッツ

ピーナッツ

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 南米原産マメ科ラッカセイ属の一年草で、食用として広く親しまれている植物です。
  • 地上で開花した後に「子房柄しぼうへい)」と呼ばれる組織が地中に潜り、土の中で実を成熟させる「受精後地中結実性」という非常に珍しい性質を持っています。
  • 和名の「落花生」は、花が落ちた後に地中で実が生まれるという、その独特な生態に由来して名付けられました。

解説

ピーナッツは、夏に鮮やかな黄色の蝶形花を地上で咲かせます。受粉が完了すると花はしぼんで落ちますが、その後、子房の基部にある細胞が活発に分裂し、「子房柄(しぼうへい)」というひも状の組織が地面に向かって長く伸び始めます。

この子房柄が土壌に数センチメートルほど潜り込むと、その先端にある子房が水平方向へ向きを変えて大きく膨らみ始めます。そして、網目状の模様を持つ堅い莢(さや)の中に、私たちが普段食べている種子が形成されます。地上で受粉し、あえて地中で結実するこの仕組みは、乾燥や外敵から種子を守り、安定した環境で子孫を残すための生存戦略であると考えられています。

コラム

ピーナッツは「ナッツ(木の実)」という名前がついていますが、分類学上は木ではなくマメ科の草本植物です。日本には江戸時代中国から伝わったとされており、当時は「南京豆(なんきんまめ)」とも呼ばれていました。タンパク質や良質な脂質、ビタミンEを豊富に含み、非常に栄養価の高い食品として世界中で栽培されています。

小学生のみなさんへ

ピーナッツは、ふつうの植物とはちがう、とても変わった育ち方をします。ふつう、植物の実は花がさいた場所にできますが、ピーナッツは花がさいたあと、くきのような部分が地面に向かってどんどんのびていき、なんと土の中で実を作ります。

漢字で「落花生らっかせい」と書くのは、「花が落ちたあとに実が生まれる」という様子を表しているからです。土の中で育つことで、外敵がいてきから実を守っているといわれています。

ルラスタコラム

ピーナッツは「ナッツ」という名前ですが、実はアーモンドなどの木の実の仲間ではなく、枝豆や大豆と同じ「マメ」の仲間です。土の中で育つマメなんて、おもしろいですね!

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