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内核

内核

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 地球の最も中心部に位置する、地下約5100kmから中心(約6400km)までの領域
  • 主に鉄やニッケルなどの重い金属で構成されており、超高圧下にあるため固体状態を維持している。
  • 外核対流を駆動する熱源となり、地球磁場(地磁気)の発生に重要な役割を果たしている。

解説

地球の内部は、化学組成や物理的性質によって地殻マントル、外核、内核の4層に分かれています。内核は最深部に位置し、温度は約5000℃から6000℃という太陽表面温度に匹敵する高温ですが、中心部にかかる凄まじい圧力によって、物質が液体になれず固体の状態を保っているのが最大の特徴です。

内核は地球誕生時の熱や放射性元素の崩壊熱を保持しており、この熱が外側の液体層である外核に伝わることで対流を引き起こします。この対流が「流体ダイナモ作用」として働き、地球全体を巨大な磁石にする地磁気を発生させています。また、マントル対流によるプレートの移動や、海嶺でのプレート生成、海溝での沈み込みといった地球規模の変動も、こうした内部の熱エネルギーが根源となっています。

コラム

近年の地震波解析などの研究により、内核は均一な構造ではなく、さらにその中心に「最内部核」と呼ばれる異なる性質を持つ層が存在する可能性が指摘されています。また、内核は地球の自転とはわずかに異なる速度で回転している「差分回転」という現象も知られており、地球内部のダイナミクスは今なお多くの謎に包まれています。

小学生のみなさんへ

地球のいちばん真ん中にある部分を「内核ないかく」といいます。地面から約5100キロメートルよりも深い場所にあり、主に鉄などの重い金属でできています。

地球の中心は5000度をこえる、ものすごく熱い場所です。ふつう、金属はこれほど熱いとドロドロに溶けてしまいますが、内核はまわりからものすごい力でおされているため、カチカチの固体のままになっています。この内核の熱が、外側にある液体の「外核がいかく」を動かし、地球を大きな磁石にする力(地磁気ちじき)を生み出しています。

ルラスタコラム

地球の中心までのきょりは約6400キロメートルです。これは、日本からハワイまでのきょりとだいたい同じくらいです。足もとのずっと深い場所には、ハワイに行くのと同じくらいの遠い世界が広がっているのですね。

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