一般小学生
まとめ
- 火山の噴火によって短期間に広範囲へ降り積もるため、地層の年代を特定する「鍵層」として利用される
- 他の堆積岩と異なり、粒が角張っていることが多く、火山ガラスや鉱物の結晶が含まれるのが特徴である
- 耐火性が高く加工しやすいため、大谷石などのように建築資材や石垣として古くから重宝されてきた
解説
凝灰岩は、地層を構成する岩石の中でも「堆積岩」のグループに分類されます。しかし、一般的なれき岩や砂岩が川の流れによって運ばれた土砂からできるのに対し、凝灰岩は火山の噴出物が直接降り積もってできるという大きな違いがあります。
地質学において非常に重要な役割を持つのが「鍵層(かぎそう)」としての機能です。大規模な噴火が起こると、火山灰は風に乗って遠方まで一気に運ばれます。そのため、離れた場所にある地層同士でも、同じ成分の凝灰岩の層が見つかれば、それらが同じ時期に形成されたものであると判断できるのです。
| 岩石の種類 | 主な材料 | でき方 |
|---|---|---|
| れき岩・砂岩・泥岩 | 土砂(れき・砂・泥) | 水に運ばれて積もる |
| 凝灰岩 | 火山灰・軽石など | 火山の噴火で降り積もる |
小学生のみなさんへ
凝灰岩は、火山の噴火で飛んできた「火山の灰」や「軽石」などが地面にふりつもって、長い時間をかけて固まった石のことです。
ふつうの石は、川の水に流されて運ばれてきた砂やどろからできていますが、凝灰岩は火山の力でできた特別な石の仲間です。
この石は、遠くはなれた場所にある地層(地面のしま模様)が、同じ時期にできたものかどうかを調べるための「目印」になります。火山の灰は一度に広い範囲にふりつもるため、同じ灰の層が見つかれば、そこは同じ時代の地面だったとわかるのです。
ルラスタコラム
凝灰岩は、熱に強くて加工しやすいという特徴があります。そのため、昔からお城の石垣や、火を使う場所の壁などに使われてきました。身近なところでは、有名な建物の壁に使われていることもあるので、探してみるとおもしろいですよ!
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