火山弾

火山弾

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

火山
噴火の際に火口から放出された液状または半固結状態のマグマが、空中を飛行する間に冷却・固化してできた直径64mm以上の火山噴出物

解説

火山弾は、噴火の衝撃によって火口から放り出されたマグマの破片が、地表に到達するまでの間に空気中で冷えて固まったものです。一般的に、粒の大きさが直径64mmを超えるものを指します。放出された時点では液状や半固結状態で柔らかいため、飛行中に受ける空気の抵抗や、回転による遠心力によって、紡錘形(ラグビーボール状)やねじれた形、あるいは牛糞状など、独特の形状に整えられるのが大きな特徴です。

また、表面が先に冷えて固まった後に、内部のガス膨張してひび割れが生じたものは「パン皮状火山弾」と呼ばれます。これらは火口の比較的近くに落下するため、火山活動の激しさやマグマの性質を判断する重要な指標となります。

比較項目 火山弾 火山岩
放出時の状態 液状・半固結(柔らかい) 固結(硬い岩石
形状の特徴 紡錘形やパン皮状など独特 角ばった不定形
成因 空中での冷却・固化 既存の岩石の破壊
コラム

火山弾は非常に高温で重量があるため、火口周辺では極めて危険な飛来物となります。一方で、火山から噴出するより小さな粒子である「火山灰」については、その性質を詳しく調べるために「わんがけ」という手法が用いられます。これは、採取した火山灰を水で洗い、上澄みを捨てる作業を繰り返して泥を除去し、残った鉱物ルーペ双眼実体顕微鏡で観察する手順です。火山弾の成因や形状を理解することは、噴火のメカニズムを解明する上で欠かせない知識となります。

小学生のみなさんへ

火山が噴火(ふんか)したときに、ドロドロのマグマが空中でバラバラになって、そのままかたまった大きな石のことだよ。空を飛んでいる間に、くるくる回ってラグビーボールのような形になることもあるんだ。とっても熱くて重いものが高いところから飛んでくるから、火山の近くではとってもあぶないんだよ。

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