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火山の噴出物

一般小学生

まとめ

火山の噴出物
火山の噴火に伴って地表へ放出された物質の総称

解説

火山の噴出物は、地下のマグマが地表付近に上昇し、圧力が減少することで含まれていた成分が分離・放出されたものです。これらはその性質によって以下のように分類されます。

1. 火山ガス:噴出物の大部分を占める気体成分です。主成分は水蒸気ですが、有毒な硫化水素や二酸化硫黄を含むこともあります。
2. 溶岩:マグマが地表に流れ出したもの、およびそれが冷え固まったものです。粘性の違いによって、流れやすいものから盛り上がるものまで形態が異なります。
3. 火山砕屑物:噴火の衝撃で粉砕された固形物です。これらは粒の大きさによって厳密に区分されています。

分類 粒の大きさ 主な特徴
火山灰 2mm以下 非常に細かく、偏西風などに乗って広範囲に降り積もる
火山礫 2mm〜64mm 小石程度の大きさで、火口周辺に堆積しやすい
火山岩塊 64mm以上 大きな岩の破片で、火口付近に落下する
コラム

火山砕屑物の中には、特徴的な外見を持つものがあります。例えば「軽石」は、マグマが急激に冷える際にガスが抜けた跡が小さな穴(気泡)として残ったもので、水に浮くほど軽いのが特徴です。また、空中で回転しながら冷え固まった「火山弾」は、紡錘形などの独特な形をしています。これらの噴出物を調査することで、過去にどのような噴火が起きたのかを推定することが可能です。

小学生のみなさんへ

火山が噴火したときに、火口から外に出てくるすべてのもののことを「火山の噴出物ふんしゅつぶつ」といいます。これらは、大きく分けて3つのグループがあります。

1つ目は「ガス」です。ほとんどが水蒸気ですが、においのあるガスが含まれることもあります。2つ目は「溶岩ようがん」です。地下にあったマグマが地面の上に流れ出したもので、ドロドロした液体えきたいのときもあれば、冷えて固まって岩になっているときもあります。

3つ目は「つぶや岩の仲間」です。これらは大きいつぶから小さいつぶまであり、一番小さいものは「火山灰かざんばい」と呼ばれます。火山灰はとても軽いため、風に乗って遠くの町まで飛んでいくことがあります。また、小さな穴がたくさんあいていて、水に浮くほど軽い「軽石かるいし」という石が見つかることもあります。

ルラスタコラム

軽石にはどうして穴がたくさんあいているのでしょうか。それは、マグマの中に溶け込んでいたガスが、噴火のときに急に外に出ようとして、あわになったまま固まったからです。ソーダ水のあわがそのまま石になったようなものだと考えると分かりやすいですね。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 火山ガスの成分のうち、約90%以上を占めている物質は何ですか。
水蒸気
【応用】 「マグマ」と「溶岩」という言葉の使い分けについて説明しなさい。
地下にある溶融状態の物質をマグマと呼び、それが地表に流れ出たものや、流れ出て冷え固まったものを溶岩と呼ぶ。
【実践】 火山灰が数千キロメートル離れた場所まで運ばれることがあるのはなぜですか。粒の大きさに触れて記述しなさい。
火山灰は粒の大きさが2mm以下と非常に小さくて軽いため、噴火によって上空高くに吹き上げられると、偏西風などの強い風に乗って広範囲に拡散されるから。

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