重ソウ水

一般小学生

まとめ

重ソウ
炭酸水素ナトリウムを水に溶解させた、弱アルカリ性を示す水溶液

解説

重ソウ水は、化学式NaHCO3で表される炭酸水素ナトリウムの水溶液です。一般的には「重曹水」と表記されます。この水溶液は弱いアルカリ性を示すのが最大の特徴であり、指示薬であるフェノールフタレイン溶液を加えると、わずかに赤色(桃色)を呈します。また、赤色リトマス紙を青色に変える性質も持っています。

化学的な特性として、酸と反応すると二酸化炭素を激しく発生させるほか、加熱することによっても分解し、炭酸ナトリウム、水、二酸化炭素を生じます。中学校や高校の理科実験では、これらの化学変化を確認する対象として頻繁に登場する物質です。

コラム

理科の実験、特に植物光合成に関する実験において、重ソウ水は非常に重要な役割を果たします。水中に適度な濃度の重ソウ水を溶かしておくことで、水中の二酸化炭素濃度を一定に保ち、水草などの光合成を促進させる「二酸化炭素供給源」として利用されます。

また、実生活では「重曹」として広く知られており、酸性の油汚れを中和して落とす掃除用具や、加熱して二酸化炭素を出す性質を利用したホットケーキなどの「ふくらし粉(ベーキングパウダー)」の主成分としても活用されています。

小学生のみなさんへ

重ソウ水(じゅうそうすい)は、料理やそうじで使う「重曹(じゅうそう)」という白い粉を水にとかしたものです。理科の正式な名前では「炭酸水素たんさんすいそナトリウム水溶液すいようえき」とよびます。

この液には、弱い「アルカリ性」という性質があります。理科の実験で使う「フェノールフタレイン溶液ようえき」という薬を入れると、うすい赤色に変わるのがとくちょうです。また、熱を加えると二酸化炭素(にさんかたんそ)というガスを出す性質も持っています。

学校の実験では、水の中の植物が光合成こうごうせいをするときに、二酸化炭素をたっぷり用意するために使われることが多いです。

ルラスタコラム

ホットケーキがふわふわにふくらむのは、重曹が熱で分解されて、中から二酸化炭素のあわが出てくるからなんだよ。料理も理科の実験と同じなんだね!

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 重ソウ水にフェノールフタレイン溶液を加えたとき、溶液は何色に変化しますか。
うすい赤色(桃色)に変化します。
【応用】 重ソウ水の原料である炭酸水素ナトリウムを加熱したとき、発生する気体とその確認方法を答えなさい。
発生する気体は二酸化炭素であり、その気体を石灰水に通すと白く濁ることで確認できます。
【実践】 オオカナダモなどの水草を使った光合成の実験において、水に重ソウ水を溶かす目的を記述しなさい。
水中の二酸化炭素の濃度を一定以上に保ち、水草が光合成を行いやすい環境を作るため。

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