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炭酸水素ナトリウム

炭酸水素ナトリウム

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

炭酸水素ナトリウム(NaHCO₃)を加熱すると、炭酸ナトリウム(Na₂CO₃)、水(H₂O)、二酸化炭素(CO₂)に分解されます。化学反応式は 2NaHCO₃ → Na₂CO₃ + H₂O + CO₂ と表されます。この実験を行う際は、発生した水が加熱部逆流して試験管が破損するのを防ぐため、試験管の口をわずかに下げて固定するのが鉄則です。

発生した二酸化炭素は、水に溶けにくい性質を利用した「水上置換法」、または空気よりも密度が大きい(重い)性質を利用した「下方置換法」で集めます。容器に気体が満たされたかを確認するには、火のついたマッチを容器の口に近づけ、火が消えるかどうかを観察します。また、石灰石塩酸を加える方法でも同様に二酸化炭素を発生させることができ、これらを通じて気体の発生と採集の原理を学習します。

コラム

炭酸水素ナトリウムは、加熱で発生する二酸化炭素が生地を膨らませる性質を利用し、ベーキングパウダーの主成分として調理に広く利用されています。また、水溶液弱いアルカリ性を示しますが、熱分解後に残った炭酸ナトリウムの水溶液は強いアルカリ性を示すという性質の違いも、化学変化を理解する上で重要なポイントです。

小学生のみなさんへ

重曹じゅうそう」という名前を聞いたことはありますか?おそうじや、おかし作りに使われる白い粉のことです。理科の世界では、これを「炭酸水素たんさんすいそナトリウム」と呼びます。

この粉を熱すると、ふしぎなことが起こります。粉が別のものに変わり、水と「二酸化炭素にさんかたんそ」が出てくるのです。このように、熱を加えて別のものに分かれることを「熱分解ねつぶんかい」といいます。

二酸化炭素にさんかたんそが発生したかどうかをたしかめるには、火のついたマッチを近づけてみます。もし火が消えたら、そこには二酸化炭素にさんかたんそがたまっているという証拠です。実験をするときは、試験管がわれないように、口の方を少し低くしてかたむけるのがルールです。

ルラスタコラム

ホットケーキがふっくらふくらむのは、この炭酸水素ナトリウムのおかげです。生地の中に入れた粉が熱で分解されて、たくさんの二酸化炭素のあわが出ることで、中がふわふわになるんですよ。

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