卵巣

卵巣

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 卵子を形成・成熟させて放出排卵)し、女性ホルモンを分泌する役割を担う生殖器官です。
  • 子宮の両側に一対(左右に一つずつ)存在し、親指ほどの大きさをしています。
  • 配偶子(卵子)の供給という外分泌機能と、月経周期や妊娠を制御する内分泌機能の両方を併せ持っています。
生殖内分泌系女性ホルモン排卵受精

解説

卵巣の内部には、将来卵子になる「原始卵胞」が多数蓄えられています。思春期を迎えると、脳の下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンの影響を受け、周期的に卵胞が成熟します。成熟した卵胞から卵子が腹腔内へ排出される現象を排卵と呼び、排卵された卵子は卵管へと取り込まれます。

また、卵巣はエストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)といった女性ホルモンを分泌します。排卵後の卵胞は「黄体」という組織に変化し、プロゲステロンを出すことで子宮内膜を厚くし、受精卵着床しやすい環境を整えます。このように、卵巣は配偶子形成とホルモン分泌という、生殖システムの中核を成す重要な器官です。

コラム

卵巣から排卵された卵子が卵管内で精子と出会うと受精が起こります。受精卵は卵管内の微細な毛(線毛)の運動によって運ばれながら細胞分裂を繰り返し、約1週間かけて子宮に到達します。この受精卵が子宮内膜に入り込むことを「着床」と呼び、これによって妊娠が成立します。

小学生のみなさんへ

卵巣らんそうは、赤ちゃんのもとになる卵子らんしをつくり、大切にたくわえておくための場所です。おなかの下のほうに、左右に一つずつあります。

卵巣らんそうから外に出た卵子らんしが、精子せいしと出会うことを「受精じゅせい」といいます。受精じゅせいしたたまごは、約1週間かけて子宮しきゅうという場所に運ばれ、そこで赤ちゃんとして育つ準備を始めます。

このように、卵巣らんそうは新しい命が生まれるための、とても大切なスタート地点の役割をしています。

ルラスタコラム

女の子は生まれたときから、一生分の卵子らんしのもとをすでに持っているといわれています。それが成長とともに少しずつ準備を整えて、外に出てくるようになるのです。体の仕組みはとても不思議ですね。

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