マグマだまり

マグマだまり

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

マグマだまり
地下数kmから十数kmの深さにあり、上昇してきたマグマが一時的に蓄えられる巨大な空間

解説

地球内部で発生したマグマは、周囲の岩石よりも密度が低いため、浮力によって地殻内を上昇します。しかし、周囲の岩石と密度が等しくなる深さに達すると、上昇が停止し、そこに滞留して「マグマだまり」を形成します。マグマだまりの中では、マグマが徐々に冷却され、融点の高い成分から結晶化して沈殿する結晶分化作用が進行することがあります。

また、新たなマグマが注入されて圧力が急激に高まったり、内部のガス分が分離して膨張したりすることで、地表に向かって噴火が引き起こされます。マグマだまりの大きさや深さは、火山の噴火規模や周期予測する上で極めて重要な要素です。

比較項目 マグマだまり マグマの発生源(源岩)
所在深さ 地下数km〜十数km(地殻内) 地下数十km〜100km以上(マントル上部)
主な役割 マグマの貯蔵・成分の分化 岩石の部分溶融によるマグマの生成
温度状態 周囲へ放熱し、徐々に冷却される 高温高圧により岩石が溶け始める
コラム

マグマだまりの状態を推定する手法として、火山灰に含まれる鉱物を調べる「わんがけ」があります。手順は以下の通りです。1.蒸発皿に火山灰を入れ、水を加えて指で軽く押し洗う。2.白く濁った上澄み液を捨てる。3.水がきれいになるまでこの作業を繰り返す。4.残った粒を乾燥させる。5.ルーペ双眼実体顕微鏡で観察する。これにより、マグマだまり内で成長した結晶の種類や成分を特定し、地下の活動を分析できます。

小学生のみなさんへ

火山の地下には、あつい「マグマ」が一時的にたまっている場所があります。これを「マグマだまり」と呼びます。マグマがここにたまっていき、パンパンになったり、強い力でおし出されたりすると、噴火(ふんか)がおこります。火山のエネルギーがたくわえられている場所といえます。

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