月の公転面

一般小学生

まとめ

月の公転
月が地球の周りを公転する軌道を含む平面で、地球の公転面(黄道面)に対して約5.1度傾いている面

解説

月の公転面は、天文学において「白道面(はくどうめん)」とも呼ばれます。地球が太陽の周りを公転する平面である「黄道面(こうどうめん)」とは完全に一致しておらず、約5.1度(5度8分)の角度で交差しています。この傾きがあるため、月が地球と太陽の間に来る「新月」や、地球が月と太陽の間に来る「満月」の際でも、三つの天体が一直線上に並ぶことは稀です。

日食月食発生するためには、月が黄道面と白道面の交点(昇交点または降交点)の付近に位置している必要があります。もしこの傾きがなければ毎月日食や月食が起こることになりますが、実際にはこの5.1度のズレが日食・月食を特別な現象にしています。

コラム

月の公転面は宇宙空間で一定の向きを保っているわけではありません。太陽の重力による影響を受け、約18.6年という長い周期で、公転の向きとは逆方向に回転しています。これを「白道の退行」と呼びます。この周期的な変化により、日食や月食が起こりやすい時期も少しずつずれていくことになります。また、日食には太陽が完全に隠れる「皆既日食」と、太陽の縁がリング状に残る「金環日食」がありますが、これは月の公転軌道が楕円形であり、地球と月の距離が変化するために起こる現象です。

小学生のみなさんへ

月が地球のまわりを回る通り道がつくる平らな面を「月の公転面」と呼びます。地球が太陽のまわりを回る通り道(地球の公転面)と比べると、約5度だけななめに傾いています。この少しの傾きがあるため、太陽・地球・月がいつも一直線に並ぶわけではなく、日食や月食はたまにしか起こりません。

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