赤石山脈

赤石山脈

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 本州中央部を南北に走る、長野・山梨・静岡の3県にまたがる「南アルプス」の通称を持つ山脈。
  • フィリピン海プレートの沈み込みに伴う大規模な断層運動によって形成された、日本を代表する断層山脈。
  • 日本第2位の高峰である北岳(標高3,193m)を擁し、現在も年間数ミリメートル単位の急速な隆起を続けている。

解説

赤石山脈は、飛騨山脈木曽山脈とともに「日本の屋根」を構成する巨大な山脈です。その成因にはプレート境界の運動が深く関わっており、フィリピン海プレートが日本列島側に沈み込む際の強い圧縮力によって、地殻垂直方向に押し上げられました。この隆起速度は地質学的にも極めて速く、現在進行形で成長している活動的な山脈といえます。

地学的な調査においては、ボーリング調査によって得られた地質柱状図を比較することで、その複雑な構造を解明します。例えば、特定の火山灰層(P層)を「かぎ層」として利用することで、離れた地点間での地層のつながりや、地層がどの方向にどれだけ傾いているかを推測することが可能です。断層のずれは地震の直接的な原因ともなるため、活断層の分布や地層の重なり方を把握することは、防災の観点からも非常に重要です。

コラム

学習上のポイントとして、赤石山脈は東側に糸魚川静岡構造線を控えており、日本の地形を東西に分かつ境界の一部をなしています。試験対策としては、複数の地点の柱状図から「東へ100m進むごとに10m下がる」といった地層の傾きの規則性を読み取り、未知の地点における特定の層の深さを算出する計算問題が頻出します。地形の名称だけでなく、こうした地学的なデータ解析の手法とセットで理解を深めておきましょう。

小学生のみなさんへ

赤石山脈は、長野県、山梨県、静岡県の3つの県にまたがる大きな山脈で、別名「南アルプス」とも呼ばれています。日本で2番目に高い「北岳きただけ」という山があり、今でも地面が少しずつ押し上げられて高くなっている、とても元気な山脈です。

この山脈ができるときには、地面の下で巨大な力が加わり、岩の層がずれる「断層だんそう」という現象が起きました。理科の学習では、地面を深く掘って調べた「地質柱状図ちしつちゅうじょうず」という図を使って、大昔の火山の灰が積もった「かぎ層」を見つけ、地面がどちらの方向にどれくらい傾いているかを計算したりします。

ルラスタコラム

赤石山脈という名前は、大井川の上流に赤い色の石(チャートという岩石)がたくさんあることからつけられました。この赤い石は、大昔の海にいた小さな生物の死骸が固まってできたものなんですよ。

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