一般小学生
まとめ
解説
卵管は、女性の体内に左右一対存在する、長さ約10〜12cmほどの筋肉質の管です。卵巣に接する先端部分は「卵管漏斗(ろうと)」と呼ばれ、その縁にある「卵管采(さい)」という房状の組織が、排卵された卵子を吸い込むようにして管内へ取り込みます。卵管の内壁には「繊毛(せんもう)」と呼ばれる微細な毛が密集しており、この繊毛の拍動と管自体の蠕動(ぜんどう)運動によって、自力で動く能力を持たない卵子や受精卵を子宮方向へと運搬します。
精子は子宮を経由して卵管へと遡上し、卵管のやや膨らんだ部分である「卵管膨大部」で卵子と出会い、受精が成立します。受精卵はその後、卵管を通過しながら細胞分裂(卵割)を繰り返し、約5〜7日かけて子宮腔に到達します。最終的に子宮内膜に潜り込む「着床」を経て、本格的な妊娠のプロセスが始まります。
小学生のみなさんへ
卵管は、お母さんの体の中にある、卵子が通る細い道のことです。左右に一つずつあって、卵巣と子宮をつないでいます。
お父さんからの精子と、お母さんの卵子が出会って、新しい命が生まれる「受精」が行われるのは、実はこの卵管の中なのです。受精した卵は、卵管の中にある小さな毛に運ばれながら、少しずつ形を変えて子宮へと向かいます。
約1週間かけて子宮にたどり着き、そこで赤ちゃんとして育ち始める準備をします。卵管は、命が始まるためのとても大切な場所なのです。
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