卵管

一般小学生

まとめ

【定義】 卵巣と子宮をつなぐ管状の器官。排卵された卵子を子宮へと運び、受精の場となる経路である。

まとめ

卵管は、卵巣から排出された卵子を子宮へと輸送する役割を担う。精子と卵子が合体する受精は通常この卵管内(卵管膨大部)で行われ、受精卵は細胞分裂を繰り返しながら子宮へと移動する。

解説

卵管は左右に一対存在する、長さ約10〜12cmの筋肉質の管である。卵巣に接する先端部分は「卵管漏斗(ろうと)」と呼ばれ、その縁にある「卵管采(さい)」が排卵された卵子をキャッチして管内へ取り込む。卵管の内壁には繊毛(せんもう)と呼ばれる微細な毛が生えており、この繊毛の拍動と管の蠕動運動によって、自力で動けない卵子や受精卵を子宮方向へと運搬する。精子は子宮から卵管へと泳いで進み、卵管の膨らんだ部分(卵管膨大部)で卵子と出会い受精する。受精卵は約3〜5日かけて卵管を通過し、子宮内膜に到達して着床する。生殖過程において、卵管は単なる通路ではなく、受精と初期胚の育成を支える重要な環境を提供している。

小学生のみなさんへ

卵管(らんかん)は、おなかの中にある、たまご(卵子)が通るための細いくだのことです。たまごが作られる「卵巣(らんそう)」と、赤ちゃんが育つ「子宮(しきゅう)」をつないでいます。お父さんからもらった精子(せいし)と、お母さんのたまごが出会う「受精(じゅせい)」がおこる大切な場所でもあります。たまごは、このくだを通って子宮へと向かいます。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する