一般小学生
まとめ
解説
フェノールフタレイン液は、水溶液の液性を判断するために用いられる代表的な指示薬です。最大の特徴は、酸性および中性の領域では無色透明を保ち、アルカリ性の領域に入ると鮮やかな赤色(濃桃色)へと劇的に変化する点にあります。この明瞭な色の変化を利用して、中学校の理科ではアンモニアの噴水実験、高校化学では中和滴定の終点決定において欠かせない試薬として扱われます。
特に中和滴定においては、酸性の溶液にアルカリを滴下していく際、わずか一滴の過剰なアルカリによって溶液が薄い赤色を呈した瞬間を「中和点」と見なします。また、気体の性質を調べる実験では、アンモニアや塩化水素の捕集方法(上方置換・下方置換)とあわせて、溶け出した後の液性を確認する手段として頻出します。
小学生のみなさんへ
フェノールフタレイン液は、水が「アルカリ性」かどうかを調べるための特別な指示薬です。ふだんは水のようにすきとおっていますが、アルカリ性の水に入れると、パッとあざやかな赤色に変わる不思議な性質を持っています。
たとえば、理科の実験で使うアンモニアというガスが水に溶けると、その水はアルカリ性になります。そこにこの液を入れると、きれいな「赤い噴水」を作ることができます。逆に、レモンのしぼり汁のような酸性の水や、ふつうの水(中性)に入れても色は変わりません。
この色の変化を利用して、理科のテストでは「どこでちょうど中和したか」を見つける問題がよく出ます。色がつき始めたところが、ちょうど性質が変わった合図になるのです。
ルラスタコラム
フェノールフタレインは、実は昔、おなかの調子を整える薬として使われていたこともありました。でも、今は理科の実験で色の変化を楽しむための大切な道具として活躍しています。
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