活火山

活火山

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 現在噴火しているか、あるいは過去おおむね1万年以内に噴火した記録がある火山の総称。
  • 日本国内には現在111の活火山が定義されており、そのうち50の火山が24時間体制で常時監視・観測されている。
  • 気象庁が発表する「噴火警戒レベル」に基づき、入山規制避難などの防災対応が行われる。

解説

かつての火山分類では、活動中のものを「活火山」、記録はあるが休止中のものを「休火山」、記録がないものを「死火山」と区別していました。しかし、長期間活動がなかった火山が突如噴火し、甚大な被害をもたらす事例が相次いだことから、現在は「過去1万年以内の活動実績」を基準とする定義に統一されています。

日本列島は4つのプレートがひしめき合う境界に位置しており、プレートの沈み込みによって地下で生成されたマグマが上昇することで、世界でも有数の火山密集地帯となっています。火山の形や噴火の激しさは、マグマの粘りけ(成分)によって決まります。噴火の形態には、マグマが直接噴出する「マグマ噴火」のほか、地下水加熱されて爆発する「水蒸気噴火」などがあり、それぞれ火砕流火山灰、噴石といった異なる災害リスクを伴います。

コラム

火山活動は、温泉や地熱発電といった再生可能エネルギー、さらには美しい景観などの恩恵を私たちにもたらします。一方で、噴火時には精密機器や交通網に影響を与える火山灰への対策が不可欠です。火山灰に含まれる鉱物を調べる「わんがけ」という実験手法を用いることで、その火山のマグマの性質を科学的に分析することが可能です。

また、自治体が作成するハザードマップには、火砕流の到達予想範囲や避難場所が記されており、これを確認しておくことがプレート境界に住む私たちの重要な防災アクションとなります。

小学生のみなさんへ

活火山とは、いま噴火しているか、だいたい1万年よりあとに噴火したことがある火山のことをいいます。日本には、ぜんぶで111の活火山があります。

むかしは、いま噴火していない火山を「休火山」や「死火山」とよんでいましたが、長いあいだお休みしていても、急に噴火して大きな被害を出すことがあります。そのため、いまはまとめて「活火山」とよんで、気象庁というところが24時間じかんいつでも監視かんししています。

噴火がおきると、熱いガスや灰がすごいスピードで流れてくる「火砕流かさいりゅう」や、大きな石がとんでくることがあります。どこににげればよいか、ふだんから「ハザードマップ」という地図を見てかくにんしておくことが大切です。

ルラスタコラム

火山からふってきた「火山灰」を水できれいに洗うと、キラキラした宝石のような「鉱物こうぶつ」が見つかることがあります。これを「わんがけ」といいます。火山の種類によって、入っているつぶの色や形がちがうので、大昔の火山の活動を調べるヒントになるんですよ。

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