一般小学生
まとめ
- 卵子を形成・成熟させて放出(排卵)し、女性ホルモンを分泌する役割を担う生殖器官です。
- 子宮の両側に一対(左右に一つずつ)存在し、親指ほどの大きさをしています。
- 配偶子(卵子)の供給という外分泌機能と、月経周期や妊娠を制御する内分泌機能の両方を併せ持っています。
解説
卵巣の内部には、将来卵子になる「原始卵胞」が多数蓄えられています。思春期を迎えると、脳の下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンの影響を受け、周期的に卵胞が成熟します。成熟した卵胞から卵子が腹腔内へ排出される現象を排卵と呼び、排卵された卵子は卵管へと取り込まれます。
また、卵巣はエストロゲン(卵胞ホルモン)やプロゲステロン(黄体ホルモン)といった女性ホルモンを分泌します。排卵後の卵胞は「黄体」という組織に変化し、プロゲステロンを出すことで子宮内膜を厚くし、受精卵が着床しやすい環境を整えます。このように、卵巣は配偶子形成とホルモン分泌という、生殖システムの中核を成す重要な器官です。
小学生のみなさんへ
卵巣は、赤ちゃんのもとになる卵子をつくり、大切にたくわえておくための場所です。おなかの下のほうに、左右に一つずつあります。
卵巣から外に出た卵子が、精子と出会うことを「受精」といいます。受精したたまごは、約1週間かけて子宮という場所に運ばれ、そこで赤ちゃんとして育つ準備を始めます。
このように、卵巣は新しい命が生まれるための、とても大切なスタート地点の役割をしています。
ルラスタコラム
女の子は生まれたときから、一生分の卵子のもとをすでに持っているといわれています。それが成長とともに少しずつ準備を整えて、外に出てくるようになるのです。体の仕組みはとても不思議ですね。
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