一般小学生
まとめ
- 水とアルコール(エタノールやメタノールなど)が均一に混ざり合った混合液のことです。
- 一般的な水溶液とは異なり、濃度が高くなるほど密度が小さくなるという特異な性質を持っています。
- 中性の性質を示し、特有のにおいがあり、蒸発させると何も残らずにすべて気体になります。
解説
物質が溶媒に溶けて均一な状態になったものを溶液と呼び、アルコール水溶液ではアルコールが溶質、水が溶媒にあたります。溶液の質量については、溶媒と溶質の質量を合計した値となる「質量保存の法則」が成り立ちます。
しかし、体積については注意が必要です。水とアルコールを混ぜ合わせると、粒子間の相互作用などの影響により、混合前の単純な合計値よりも全体の体積がわずかに減少します。また、密度(単位体積あたりの質量)の挙動も特徴的です。食塩や砂糖を水に溶かす場合は濃度に比例して密度が大きくなりますが、アルコールは水よりも密度が小さいため、濃度が高まるほど水溶液全体の密度は減少していきます。
小学生のみなさんへ
アルコール水溶液とは、水にアルコールが混ざった液体のことです。消毒に使う液や、お酒などがこれにあたります。この液体には、ほかの水溶液とはちがう、おもしろい特徴がいくつかあります。
まず、水とアルコールをまぜると、全体の重さはたし算どおりになりますが、かさは少しだけへってしまいます。これは、水とアルコールのつぶが、たがいにはきまに入りこんでしまうからです。また、ふつうは水に何かを溶かすと重くなりますが、アルコールは水よりも軽いので、たくさんとかすほど液全体の密度(ぎゅっとつまった度合い)は小さくなっていきます。
においをかぐとツンとしたアルコールのにおいがし、蒸発させるとあとに何も残らないのもとくちょうです。アルミニウムなどの金属をとかすこともありません。
ルラスタコラム
水100mLとアルコール100mLをまぜても、200mLにはならず、約190mLくらいになります。まるで魔法のようですが、つぶの大きさがちがうものをまぜたときにおこる、科学のふしぎな現象なのです。
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