一般小学生
まとめ
解説
葉緑体は、主に植物の葉の内部にある「さく状組織」や「海綿状組織」の細胞に多く含まれる、直径5〜10μm程度の粒状の構造体です。内部に含まれるクロロフィル(葉緑素)が光エネルギーを吸収し、根から吸い上げた水と気孔から取り込んだ二酸化炭素を反応させることで、酸素とともにデンプンなどの養分を作り出します。
植物は葉緑体で行う「光合成」によってエネルギーを蓄える一方で、すべての細胞で「呼吸」を行い、生命活動に必要なエネルギーを取り出しています。これら2つの働きは、気体の出入りが逆になるため、対比して理解することが重要です。
| 項目 | 光合成 | 呼吸 |
|---|---|---|
| 場所 | 葉緑体 | ミトコンドリア |
| 時間 | 光が当たっているとき | 24時間(常に) |
| 二酸化炭素 | 吸収する | 放出する |
| 酸素 | 放出する | 吸収する |
小学生のみなさんへ
植物の葉の中にある、緑色の小さなつぶを葉緑体といいます。このつぶは、太陽の光をあびて、植物が生きていくための栄養を作る工場のような役割をしています。
この工場では、空気中の二酸化炭素と、根から吸い上げた水を使って、栄養と酸素を作ります。これを光合成と呼びます。植物が緑色に見えるのは、この葉緑体がたくさん集まっているからなのです。
ふだん、植物の皮の細胞には葉緑体はありませんが、空気の出口である「気孔」のまわりにある細胞には、特別に葉緑体が入っています。
ルラスタコラム
バラの仲間の植物は、茎を2周する間に5枚の葉がつく「2/5葉序」という決まりで葉が並んでいます。これは、上の葉が下の葉にかぶらないようにして、すべての葉に効率よく日光が当たり、葉緑体でたくさん光合成ができるように工夫されているからだと言われています。
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