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ヨウ素液

ヨウ素液

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

植物の葉に日光が当たると、葉緑体において水と二酸化炭素原料に光合成が行われ、デンプンが生成される。このデンプンの存在を確認する際、ヨウ素液を滴下すると反応箇所が青紫色に変化するため、光合成が行われた条件や場所を特定することができる。

また、ヒトの消化に関する実験では、だ液に含まれる消化酵素(アミラーゼ)がデンプンを糖へと分解する様子を観察するために用いられる。だ液によってデンプンが分解されるとヨウ素デンプン反応が起こらなくなるため、これを利用して酵素の活性や、温度条件(約37℃で活性化し、沸騰すると失活するなど)による反応の違いを証明することができる。

コラム

ヨウ素液の正式名称は「ヨウ素ヨウ化カリウム溶液」である。デンプンの分子が作るらせん構造の中にヨウ素分子が入り込むことで発色するが、この反応は可逆的であり、加熱するとらせん構造が崩れて色が消え、冷却すると再び色が戻る性質を持つ。

植物の実験においては、葉緑体の緑色が反応の邪魔になることがあるため、あらかじめ葉をエタノールで脱色してからヨウ素液に浸すのが一般的な手順である。

小学生のみなさんへ

ヨウ素液(溶液ようえき)は、デンプンがあるかどうかを調べるための薬です。もともとは茶色っぽい色をしていますが、デンプンにふれると、一しゅんで「青むらさき色」に変わるという、ふしぎな特徴とくちょうがあります。

理科の実験では、植物の葉っぱに日光が当たってデンプンが作られたかをたしかめる時によく使います。また、私たちの口の中にある「だ液」が、デンプンを別のものに変えてしまう様子を調べる実験でも大かつやくします。デンプンがなくなると、ヨウ素液をかけても色は変わりません。

ルラスタコラム

ヨウ素は、実は私たちの体にとっても大切な栄養素です。海そうなどに多くふくまれていて、のどにある「甲状腺こうじょうせん」という場所で、成長を助けるホルモンを作る材料になります。実験だけでなく、健康にも深く関係している物質なのです。

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