学習目安 | 小: A | 中: A | 高: B

大潮

一般小学生

まとめ

解説

潮汐(ちょうせき)は、主に月の引力と地球の自転による遠心力が合わさった「起潮力」によって引き起こされます。太陽も地球に対して引力を及ぼしていますが、距離が非常に遠いため、その力は月の約0.46倍程度です。しかし、新月や満月の時期には、地球から見て月と太陽が同じ方向、あるいは真反対の方向に位置し、3つの天体が一直線上に並びます。

この配置になると、月と太陽の起潮力が同じ軸上で協力して働くため、海水を引っ張る力が強まります。その結果、満潮時の水位は通常より高く、干潮時の水位はより低くなり、一日のうちの潮位差が最大となります。これが大潮のメカニズムです。これに対し、月と太陽が地球から見て直角方向に位置する上弦・下弦の時期には、それぞれの力が打ち消し合うため、潮位差が最小となる「小潮」が発生します。

コラム

大潮は、天文学的な新月や満月の日から1〜2日ほど遅れて現れるのが一般的です。これは、膨大な量の海水が移動する際に海底との摩擦や慣性が働くためで、「潮の遅れ」と呼ばれます。

また、大潮の時期は潮の流れが速くなるため、プランクトンが舞い上がり魚の活性が上がると言われています。そのため、釣りや漁業、あるいは干潟が広く露出する潮干狩りなどのレジャーにおいて、非常に重要な指標となっています。

小学生のみなさんへ

海の水がふくらんだり、ひいたりすることを「潮の満ち引き」といいます。この満ち引きの差が一番大きくなることを「大潮(おおしお)」と呼びます。

大潮は、月と太陽が地球を引っぱる力が重なることで起こります。月と太陽、そして地球が一直線にならぶ「新月」や「満月」のときに、海の水が強く引っぱられて、潮位ちょういの差が最大になるのです。

大潮のときは、ふだんよりも海の水が大きく動くので、潮干狩しおひがりなどをするのにぴったりの時期になります。反対に、月と太陽が直角の場所にあるときは、引っぱり合う力が弱まって、差が小さくなります。これを「小潮(こしお)」といいます。

ルラスタコラム

大潮のときは、海の水が大きく動くので、海の生き物たちも活発になります。ウミガメがたまごを産んだり、サンゴが一せいに産卵さんらんしたりするのも、この大潮の時期が多いといわれています。自然の不思議なリズムですね。

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