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輻射点

輻射点

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

輻射
流星群に属する流星の光跡を逆方向に延長したとき、天球上で交わる一点(放射点とも呼ばれる)

解説

流星群の正体は、彗星などの母天体が放出した塵の集まり(ダストトレイル)の中を地球が通過する現象です。これらの塵は宇宙空間においてほぼ平行な軌道を描いて移動していますが、地球の大気に突入する際、地上から見ると特定の地点から放射状に広がって見えます。これは、真っ直ぐに伸びた線路が遠くの一点で交わって見えるのと同様の遠近法(パース効果)による現象です。

輻射点はあくまで視覚上の中心点であり、流星そのものは空のあらゆる場所に出現します。しかし、輻射点からの距離によって流星の見え方には以下のような違いが生じます。

比較項目 輻射点に近い流星 輻射点から遠い流星
光跡(流れる長さ) 短く見える 長く見える
見かけの速度 遅く見える 速く見える
コラム

流星群の名称は、その輻射点が存在する星座の名前にちなんで付けられます。例えば、輻射点がしし座にある場合は「しし座流星群」と呼ばれます。観測の際、輻射点の高度が高いほど、地平線に遮られる流星が少なくなるため、より多くの流星を捉えることが可能になります。また、輻射点から真逆に流れる流星は「対向流星」と呼ばれることもあります。

小学生のみなさんへ

流星群りゅうせいぐんの星が、空のある一点から飛び出してくるように見える場所のことを「輻射点ふくしゃてん」といいます。これは、たくさんの星の粒が地球に向かって同じ方向から並んで入ってくるために起こる現象げんしょうです。

たとえば、まっすぐな線路の真ん中に立って遠くを見ると、二本のレールが遠くの方で一つの点につながって見えますよね。これと同じで、本当はバラバラに流れている星の粒も、遠くから見ると一つの点から広がっているように見えるのです。

この輻射点ふくしゃてんがどの星座の場所にあるかによって、「ペルセウス座流星群りゅうせいぐん」のように名前が決まります。星を見るときは、この点を中心に空全体を広く見渡すと、たくさんの流れ星を見つけることができますよ。

ルラスタコラム

流れ星の正体は、宇宙に浮かんでいる小さなチリです。そのチリが地球の空気にぶつかって光るのですが、実はそのスピードは時速数万キロメートル以上という、新幹線しんかんせんよりもずっと速いスピードで動いているんですよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 流星群の流星が、天球上の一点から放射状に飛び出してくるように見える中心の点を何といいますか。
輻射点(または放射点)
【応用】 流星群の流星は実際にはほぼ平行に移動していますが、なぜ輻射点から広がって見えるのですか。
遠近法の効果によるもので、宇宙空間を平行に移動している流星の粒が地球の大気に突入する際、地上からは一点から広がっているように見えるためです。
【実践】 流星群の名称(ふたご座流星群など)は、何に基づいて決められていますか。
その流星群の輻射点がある星座の名称に基づいて決められます。

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