ホルン

ホルン

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

ホルン
氷河の浸食によって、周囲を削り残された鋭い峰(山頂部分)

解説

ホルンは、山岳氷河の浸食作用によって形成される特徴的な地形で、日本語では「尖峰(せんぽう)」とも呼ばれます。一つの山頂を囲むように複数の谷氷河が発生し、それらが周囲を削り取ることで形成されます。

具体的には、氷河によって削られたすり鉢状のくぼみである「カール(圏谷)」が、山の三方あるいは四方から山頂に向かって拡大していきます。その結果、隣り合うカール同士の境界が鋭い稜線(アレート)となり、最終的に山頂部分が鋭い角状の岩峰として取り残されます。

地形名 特徴 形成の仕組み
ホルン 鋭く尖った山頂 複数のカールが山頂を削り残したもの
カール(圏谷) すり鉢状のくぼみ 氷河の重みで山肌が削られたもの
アレート ナイフのような尾根 隣り合うカールに挟まれた鋭い稜線
コラム

世界で最も有名なホルンの例は、スイスとイタリアの国境に位置するアルプス山脈の「マッターホルン」です。その独特なピラミッド状の形状から、このタイプの地形をドイツ語で角を意味する「ホルン」と呼ぶようになりました。

日本でも北アルプスの槍ヶ岳などが、氷河の影響を受けたホルンに近い形状として知られています。これらはかつての氷河期に形成された名残であり、当時の気候環境を知る重要な手がかりとなります。

小学生のみなさんへ

ホルンとは、氷河(ひょうが)という大きな氷の固まりが、長い時間をかけて山のまわりをけずったあとに残った、するどくとがった山頂(さんちょう)のことだよ。スイスのマッターホルンという山がとても有名だね。まるで動物のツノのようにとがっているから、ドイツ語でツノを意味する「ホルン」という名前がついているんだ。

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