細菌類

細菌類

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

細菌
核膜を持たない原核細胞からなる単細胞生物であり、生態系において有機物を無機物へと還元する「分解者」としての役割を担う生物群

解説

細菌類は、バクテリアとも呼ばれる単細胞の生物です。最大の特徴は、細胞内に核膜に包まれた核を持たない「原核生物」である点です。これは、カビやキノコといった「菌類(真核生物)」とは細胞の構造が根本的に異なることを意味します。主に二分裂によって増殖し、温度や栄養などの環境条件が整えば、極めて短時間で爆発的に個体数を増やすことができます。

生態系における主な役割は「分解者」です。動植物の遺骸や排出物に含まれる複雑な有機化合物を、二酸化炭素、水、窒素化合物などの単純な無機物へと分解する過程で、生命活動に必要なエネルギーを得ています。この働きにより、地球上の物質が循環し、植物が再び無機物を吸収して成長することが可能になります。

コラム

もし細菌類などの分解者が存在しなければ、森林は毎年降り積もる大量の落ち葉によって埋め尽くされ、地表は死骸で溢れかえってしまいます。細菌類が有機物を無機物に戻すことで、生態系のバランスが保たれているのです。

人間生活との関わりも深く、乳酸菌や納豆菌のように食品加工に利用される有用なものから、大腸菌や結核菌のように病気の原因となる病原菌、さらにはマメ科植物の根に共生して窒素を固定する根粒菌など、多種多様な種が存在します。

小学生のみなさんへ

細菌類(さいきんるい)は、目に見えないくらい小さな生き物で、「バクテリア」ともよばれます。わたしたちの体のなかや、土のなかにたくさん住んでいます。細菌類の大きなしごとは、死んでしまった生き物などをバラバラにこわして、二酸化炭素(にさんかたんそ)や水に変えることです。これによって、土がきれいになり、また新しい植物が育つための栄養が作られます。納豆(なっとう)を作る「納豆菌」や、ヨーグルトを作る「乳酸菌(にゅうさんきん)」など、人間の役に立つものもたくさんいます。

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