一般小学生
まとめ
- イネ科の多年草であり、秋の訪れを象徴する「秋の七草」の一つに数えられる代表的な植物です。
- 気温の低下に反応して開花する性質を持ち、北の地方や標高の高い山地など、冷え込みが早い地域から順に開花前線が南下します。
- 植物が持つ「開花時間の規則性」や、季節の推移に伴う「生理的な季節変化」を理解するための重要な指標となります。
解説
植物の生命活動には、環境条件に基づいた一定の規則性が存在します。まず、一日のうちで花が開く時間帯は種類ごとに決まっており、これを「開花の規則性」と呼びます。例えば、ツユクサは朝、カタバミは昼、オオマツヨイグサは夕方に開花するといった固有のサイクルを持っています。
また、季節の移り変わりに合わせた変化も顕著です。秋になり気温が下がると、ススキやクズ、キキョウといった植物が開花し、次世代へ命をつなぐための実を成熟させます。これと同時に、樹木では葉の緑色が失われ、赤色(紅葉)や黄色(黄葉)へと変化したのちに落葉します。これらはすべて、厳しい冬を乗り越えるための生存戦略の一環です。
小学生のみなさんへ
ススキは、秋になるとふわふわとした白い穂をつける、イネの仲間の植物です。秋を代表する「秋の七草」の一つとしても有名です。
ススキにはおもしろい特徴があります。それは、気温が低くなると花をさかせるという点です。そのため、日本の中でも早く寒くなる北の地方や、高い山の上の方から順番にさき始めます。
植物には、花をさかせる時間が決まっているというルールがあります。朝にさく花もあれば、夕方にさく花もあります。また、秋になって寒くなってくると、ススキのように花をさかせたり、木の葉の色が赤や黄色に変わったりします。これは、植物が冬が来る準備を始めているサインなのです。
ルラスタコラム
お月見のときにススキをかざるのはなぜでしょう?実は、ススキの形が「お米の稲穂」ににているからです。昔の人は、お米がたくさんとれるようにという願いをこめて、神様にススキをそなえたといわれています。
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