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二年草

二年草

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

二年草
種子発芽してから開花結実して枯れるまでのライフサイクルが1年を超え、足掛け2年にわたる植物

解説

二年草は、種をまいてから1年以内に一生を終える「一年草」に対し、冬を越して翌年に花を咲かせる植物を指します。実際には1年数ヶ月でサイクルが終わるものが多いため、暦の上で2年にわたるという意味で「越年草(えつねんそう)」や「冬年草」とも呼ばれます。

これらの植物の多くは、秋に発芽して冬を越し、春から夏にかけて開花・結実します。厳しい冬を乗り越えるために、茎を伸ばさず地面に葉を平らに広げる「ロゼット」と呼ばれる形態をとるのが大きな特徴です。これにより、冷たい風を避けつつ、地熱や日光を効率よく受けることができます。

コラム

二年草の中には、一定期間の低温にさらされることで初めて花芽(はなめ)が形成される「春化(バーナリゼーション)」という性質を持つものが多く存在します。代表的な植物には、ムギ、アブラナ、ナズナ、ダイコンなどのほか、園芸植物のパンジーやビオラなどが挙げられます。

なお、本来は多年草であっても、日本の夏の暑さに耐えられず1〜2年で枯れてしまうものは、園芸上では一年草や二年草として扱われることがあります。

小学生のみなさんへ

植物の中には、芽が出てから花がさいて種ができるまでに、1年以上かかるものがあります。これを「二年草」といいます。秋に芽を出して、寒い冬をのりこえ、次の年の春や夏に花をさかせるのがとくちょうです。

冬の間、これらの植物は地面にペタッと葉を広げて、寒さにたえています。この形を「ロゼット」とよびます。まるで地面にはりついたバラの花のような形をしていて、太陽の光をたくさんあびるための工夫です。

アブラナやダイコン、ナズナなどがこのなかまです。冬をこす植物なので「越年草えつねんそう」とよばれることもあります。

ルラスタコラム

「ロゼット」という言葉は、フランス語で「小さなバラ」という意味があります。冬の道ばたで、地面に丸く広がった葉っぱを見つけたら、それは春を待つ植物の「バラ」かもしれませんね。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 秋に発芽して冬を越し、翌年に開花・結実して一生を終える植物を何というか
二年草(または越年草)
【応用】 二年草が冬の寒さに耐えるために、地面に葉を平らに広げる形態を何というか
ロゼット
【実践】 二年草の多くに見られる、開花のために一定期間の低温環境を必要とする性質を何というか
春化(バーナリゼーション)

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