一般小学生
まとめ
- 体内に水分や養分を効率よく運搬するための組織である「維管束」を持つ植物の総称です。
- 根・茎・葉の区別が明確であり、陸上環境において体を大きく成長させる構造を備えています。
- シダ植物、裸子植物、被子植物が含まれ、維管束を持たないコケ植物とは区別されます。
解説
陸上植物は、体内に維管束があるかどうかで大きく二分されます。維管束植物は、根から吸い上げた水を通す「道管」と、葉で作られた養分を通す「師管」が束になった維管束を持ち、これらが植物体全体に張り巡らされています。この組織の発達により、重力に抗って体を支え、遠くまで物質を運ぶことが可能になりました。
維管束植物はさらに、繁殖の方法によって分類されます。胞子で増える「シダ植物」と、種子で増える「種子植物」に分かれ、種子植物はさらに胚珠の状態によって「裸子植物」と「被子植物」に分類されます。このように、維管束の有無を起点として、植物は階層的な分類体系を形成しています。
小学生のみなさんへ
植物の中には、体の中に水や栄養を運ぶための「くだ」を持っている仲間がいます。これを「維管束」と呼び、このくだを持っている植物をまとめて「維管束植物」といいます。
維管束があるおかげで、地面から吸い上げた水を高いところまで運ぶことができるため、背の高い木や大きな草に成長することができます。また、根・茎・葉の役割がはっきり分かれているのも特徴です。
私たちがよく目にするヒマワリやサクラなどの「種」で増える植物だけでなく、ワラビやゼンマイのような「胞子」で増えるシダ植物も、この仲間に含まれます。一方で、ゼニゴケなどのコケ植物には維管束がないため、この仲間には入りません。
ルラスタコラム
世界で一番背が高い木は「セコイア」という維管束植物の仲間で、なんと100メートルをこえるものもあります。維管束という丈夫なくだがあるからこそ、そんなに高い場所まで水を行き渡らせることができるのです。
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