一般小学生
まとめ
- 植物を主食とし、繊維質の多い植物を効率よく消化するために発達した体を持つ動物。
- 肉食動物と比較して非常に長い消化管を持ち、植物の細胞壁(セルロース)を微生物の力で分解する仕組みを備えている。
- 広い範囲を見渡して外敵をいち早く察知できるよう、目が顔の横側についていることが特徴。
解説
草食動物は、植物の細胞壁を構成する多糖類であるセルロースを主なエネルギー源としています。しかし、動物自身の消化酵素だけではセルロースを分解することができないため、消化管内に共生する微生物の発酵作用を利用します。このプロセスには長時間の滞留が必要であり、その結果として消化管の長さは体長の数倍から十数倍に及びます。
また、歯の形状や配置も食性に適応しています。植物をすりつぶすための臼歯が発達しており、肉食動物のような鋭い犬歯は退化しているのが一般的です。ウシなどの反芻動物は4つの胃を持ち、一度飲み込んだ食物を口に戻して噛み直す「反芻」を行うことで、極めて効率的に栄養を摂取しています。一方、ウマやウサギなどは巨大な盲腸を発酵槽として活用する戦略をとっています。
小学生のみなさんへ
草食動物は、草や木の葉などの植物を食べて生きている動物です。ウシ、ウマ、ウサギ、シカなどがその仲間です。
植物には「繊維」が多く含まれていて、消化するのにとても時間がかかります。そのため、草食動物の体の中にある「腸」は、肉食動物とくらべてとても長くなっています。たとえば、ウシの腸は体の長さの20倍くらいもあります。
また、草食動物は敵におそわれないように、目が顔の横についています。これによって、頭を動かさなくてもまわりを広く見わたすことができ、ライオンなどの敵が近づいてくるのをすぐに見つけることができるのです。
ルラスタコラム
ウシには胃が4つもあります。一度飲みこんだ草をまた口にもどして、ひまがあるときにもぐもぐとかみ直す「反芻」という作業をするためです。こうすることで、かたい草をじっくりと栄養に変えているのですね。
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