大動脈

大動脈

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 心臓左心室から全身に向けて血液を送り出す、人体で最も太い血管
  • 酸素を豊富に含んだ動脈血を諸器官へ供給するための主幹路として機能する。
  • 高い血圧を直接受けるため、血管壁が厚く弾力性に富む構造を持つ。
循環心室動脈心臓

解説

大動脈は、心臓の左心室から拍出された血液が最初に通過する血管です。成人の場合、その起始部の直径は約3センチメートルに達し、人体最大の動脈として知られています。心臓から送り出される高い圧力の血液を直接受けるため、血管壁は非常に厚く、弾力性に富む「弾性繊維」が豊富に含まれているのが特徴です。

この弾力性のある構造により、心臓が収縮して血液を押し出した際に血管が膨らんで圧力を蓄え、心臓が拡張する際には血管が元の太さに戻る力で血液を末梢へと押し出し続けます。この仕組みによって、心臓のポンプ動作が途切れる間も全身への血流を一定に維持する役割を担っています。

コラム

大動脈は走行する部位によって、上行大動脈、大動脈弓、下行大動脈(胸部大動脈・腹部大動脈)と区分されます。また、胎児期には肺を使わない特有の循環経路として、大動脈と肺動脈をつなぐ「動脈管(ボタロー管)」が存在しますが、出生後の肺呼吸開始とともにこの経路は自然に閉鎖されます。

小学生のみなさんへ

心臓しんぞう左心室さしんしつという部屋からつながっている、体の中で一番太い血管けっかんを「大動脈」と呼びます。

この血管は、酸素さんそをたっぷりふくんだ血液を、頭や手足など全身のすみずみまで運ぶための大切な「メイン道路」のような役割をしています。

心臓が血液を力強く押し出すときの高い圧力にたえられるように、大動脈のかべはとても厚くて、ゴムのようにのびちぢみする強い構造こうぞうになっています。

ルラスタコラム

大動脈の太さは、大人だとホースと同じくらいの約3センチメートルもあります。もしこの太い血管がなければ、体中の細胞さいぼう栄養えいようをすばやく届けることができません。私たちの命を支えるとてもタフな血管なのですね。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する
ルラスタマップ (3層表示) フルサイズで表示 (5層) ↗
マップを生成中…

最近見た用語
履歴をチェックしています…